リハビリ屋勉強会 触診の理論と実際 を終えて | リハビリ屋のブログ

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仕事(理学療法士)関係のこと、リハビリ屋で行っている研修会のこと、そして趣味(車、バイク、スポーツ)のことを適当に書いています。気が向いたときに更新してます。以前にこちらで書いていたボクシング系フィットネスのジムに関係することは別のblogに書いています。

買い足類平成25年8月3日
大村市にある、アルカディア大村で触診セミナーを行いました。

大村市は毎年、8月1日から3日まで大村夏越し祭りを行っています。大村駅前には灯籠が組み上げられ、夜には出店や催しが賑やかに行われる中、荒木先生の触診セミナーが始まりました。

プロジェクターもなくて、PCがない状況で荒木先生のお話しが始まりました。日曜日の「基礎から学ぶ徒手医学」イントロダクションコースに参加できず、土曜日の触診セミナーだけに参加された先生方にとっては貴重な時間となりました。

手根骨の触診が始まり、凹凸の法則をお話ししながらセミナーが進みます。大菱形骨、舟状骨、
橈屈、尺屈によってこれらの骨の動きを確かめていきます。そこに確かにその骨があるその事がわかるだけで、仕事に自信がつきます。

少しずつ、深い世界に入り込んで行くそんなミステリアスな雰囲気があります。皮膚の下に在るもの、これを理解する。理解することにより、問題点の抽出が今までよりも明確になる。
何故、そこに痛みが出現したのか、そうなった原因はどこにあるのか、疑問を紐解くことで解決するとき。
何故、そんな姿勢をとるのか、行動パターン、運動パターン、痛みの有無、痛みが出るタイミング等々。
問題点を見つけることができれば、後はそれを解決する。解決できなければ他の道を示す、大切なことはミスを出来るだけしないこと。

理学療法士の資格を取り、社会に出てきても出来ないことだらけです。免許を取って行動に出たばかりのドライバーみたいなものです。事故から身を守るためには、免許取得後の勉強が大事であると、基礎的な勉強会に身を置くと余計にそう思います。

あっという間の4時間でした。
でも日曜日の「基礎から学ぶ徒手医学」イントロダクションコースは、もっと濃い内容だったのです。