先週、月1回の別居している子供との面会交流があった。
10時15分から11時55分まで。場所はいつものキッズスペース。
今日も楽しく子供と遊べた。
遊んでいると手を握ってくる。
「パパ、こっち」
そう言って俺の手を引っ張って行く。
「滑り台に行こう」
設置してあった『小さなお家』にも招待してくれる。
「パパ、一緒に行こう」
他にも声をかけてくれる。
「パパ、これやろう!」「パパ、これも」「パパ、これどうぞ」
現在、子供は2歳5カ月。可愛いさが満開で父親としてはこんなに嬉しいことはないくらいの時間を過ごせた。
だけど、今日はこのキッズスペースには他にも小さな子供がたくさんいて、近寄って来ると今回も俺の陰に隠れてしまった。
それで、近寄って来る子供全員に「こんにちは〜」をやって見せた。
「こうやるんだよ!」
すると、ようやく子供もあいさつをした。
「こんにちは」
よし! 良いぞ。第一歩を踏み出した。
次は、こう言うんだよ。
「一緒に遊ぼう〜」
何回かやって見せると子供もようやく言った。
「一緒に遊ぼう!」
あとで、「良くできました」と褒めてあげると、ちょっと満足そうな顔だった。良かったね。
時間が過ぎて、楽しかった面会交流が終わりの時刻になる。
帰る準備をして、出口まで手を繋いで一緒に歩く。
「それじゃ、またね。また今度、一緒に遊ぼうね」
しゃがんで子供の顔を覗きこむと少し寂しそう。弱気な声が聞こえてきた。
「パパも一緒に行こう、、、」
今日は遊んでいるときに何回も聞いたこの言葉だったのだが、、、
「ここまでしかパパは一緒に行けないんだ。ごめんね」
「パパ、、、」
そう言って俺の指を離さない。
「どうしたの?」
「・・・」
つかんだまま、指がモジモジしている何か言いたそうな子供がやっと話した。
「そこまで手、つなぐ」
そう言ってエレベーターまで手を繋いで歩き「それじゃ『↓』ボタンを押して」と言ったら押してくれたが、1月のときとは違って今回は寂しそうなまま。
到着したエレベーターの中に入った子供は、前に一歩踏み出して何か言いたそうなのに扉が閉まった。
また、来月、、、
ごめん。俺が一緒に行けるのはこれが限界。離婚後の幼い娘との面会交流の現実。





