第11章 ~告白~
新垣「あのさぁ…夕ご飯どうする?」
ゆ、夕ご飯の話か…
生田「そうだなー、駅前にファミレスあるからそこにする?」
新垣「うん。そうしよ!」
生田「あのさぁ…新垣?」
新垣「なに?」
生田「おれ…やっぱり新垣のこと…好きだわ。よかったら付き合って欲しい。」
新垣「あたしも!」
生田「…え?」
新垣「あたしも生田のこと好き。
ずっと待ってたんだよ。」
生田「ほ、ほんとに?じゃおれの彼女になってくれますか?」
新垣「もちろん!こちらこそよろしくお願いします。」
生田「よ、よろしく!」
新垣が僕に抱きついて来た。
ベンチに隣同士に座りながら、窮屈な格好で。
僕は力いっぱい抱きしめた。
こんな時もまた僕の下半身は新垣の胸の感覚で…w
力を緩め身体を離すと新垣がゆっくりと目を閉じた。
僕は新垣の唇にそっと唇を合わせた。
新垣の唇は柔くて…柔かかった。
唇を離すと新垣は恥ずかしがるようにまた僕の事を抱きしめた。
僕の下半身はもう…
爆発寸前だったw
その時はこの時間がずっとずっと続けば。
と思っていた…
しばらく2人で愛を確かめあった。
帰りはいわゆるカップルつなぎで手をつないだ。
ファミレスで食事を済まし帰りの電車僕らはずっと手を握りあっていた。
新垣の最寄り駅に着いた。
僕も一緒にホームを降り改札に。
あまり利用者がいない新垣の最寄り駅。
新垣は僕の腕を引き寄せもう一度キスをしギュッと抱きしめた。
本当に幸せな時間だった。
その日から僕らは名前で呼ぶようになり、
僕らが付き合い出したという噂は凄まじい速さで学年中を駆け巡った。
迎えたクリスマス。
僕は初めて彼女とクリスマスをすごす…