昔々のお話 パート2 | 25歳フリーランスmiriのブログ~love sex girls life…

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某ファッション雑誌、ゴシップ誌で、翻訳だのライティングだのさせて頂いてます。今まであまり名前も出さず記事を書いてきましたが、この度コラムを担当させて頂くことになり、ボツになった記事や思ったことを書こうとブログを始めました。こんな感じで始めてごめんなさい。





彼女は、例え周りの女の子に可愛いと言われても、

近所の大人達に言われても、

それは社交辞令的な感じで、

自分だって不細工な赤ちゃんを見ても「可愛い!」って言うし、

周りの「可愛い」はそれと一緒だと思ってた。


母親の呪縛は、友人や、他人じゃそう簡単には解けない。


解いたのは男だ。


女子校に男はいない。(教師は除く)

出会うには、出会いに自ら行かなければいけない。


女子校生が堂々と男と出会える場…

男子校の文化祭だ。女子校出身者で勉強漬けじゃなかった女子は「そうそう!」となるだろう。




そこで、生まれて初めて彼女は、自分は女として魅力があると悟った。


10メートル間隔で男子校生から声をかけられる。視線を感じる。最初は一緒に来ている友人目当てか?と思ったが、男の視線は明らかに彼女だった。


「可愛いね」男達の言葉は、友人達や、大人のとはまったく違った。


同じ言葉でも、全然違った。



「私はブスじゃない。隣にいる友人より可愛いんだ」



母親の呪縛は、男の一言で解かれた。



男によって解かれた瞬間、それは男の呪縛にハマった瞬間だった。



それから彼女は、女の子から、女になり、女という呪縛に縛られる。


あの時、毎朝見てはため息をついた鏡「私はなんでブスなんだろう。」

メイクをし髪を決めて、ため息をつく。「私はなんて美しいんだろう」


メイクを落とし、スッピンになり、またため息をつく「私の素の顔はこんなにも醜いのか」


女の呪縛から解放される時は来るのか…


もしかしたら、彼女はあの時のまま、母親の呪縛に縛られていた方が幸せだったのかもしれない。


母もまた女なんだと、大人になって少しずつ理解する。


母もまた女の呪縛に苦しむ、ただの女だったのだ。







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