こんばんは。
「好きなことに一番熱中させてあげたかった」というのは毎日1回は頭の中を通過していきます…。
私の中ではそれだけ後悔の思いが強いのだと思っています。
妻が熱中してたこと。
一番はペン習字。
手芸。
料理。
料理は美味しく調理するためには、もやしのヒゲも手作業でカットするくらいこだわってました。
(私はキッチン入ると邪魔!ゆっくりしといて!っと、一蹴されていたのでもやしのヒゲをちぎったり。漬け込んだ果実酒を炭酸で割る役割をしていました)。
調子が悪くなって入院して、退院した妻はちょっと今までと変わったと思います。
原因は電気痙攣治療なのかどうかは分かりません。
今まで興味があったことに、強い興味を失い
ペン習字も辞めてしまいましたし、手芸もやらなくなりました。
お酒を飲むことすら減りました。
何か考えつくことといえば、電気痙攣療法しかないんです。
妻は長期入院になるのが嫌だと泣きました。
一緒に居たい。迷惑をかけてしまうと。
迷惑だなんて思ったこともない。
それをもっともっと、心から伝わるように時間をかけてでも伝えてあげるようにするべきでした。
そうしなければいけなかったと思います。
そして、私も一緒に居たいこと。
それが何よりの望みであること。
他に望むことは無かったこと。真剣に。
もっと伝わるように言葉で、動作で、気持ちで示すべきでした。自分では伝わってると思っていても、自分の勝手な思いの半分も伝わっていないということもありうる話ですから。
電気痙攣療法をすると、劇的に安定する。
それも短時間で。
でも、脳に電気を流して無理やり平常に持っていくわけですから、身体への負担も大きかったと思う。
安定する=退院できる
なので、妻が望んだ治療でもあります。
私も妻が早くに退院してくれるのは嬉しかった。
後遺症として健忘というか、直近の記憶を忘れたりすることはある。
もしかしたら、妻は色んなことを忘れて(思い出せなくなって)しまい、一人で悩んでいたのかも知れません。
私には決して言わなかったけど。
なぜなら…「迷惑をかけたくない!」と私に対して思っているから。
妻は常に私に対してそう思ってくれてたようです。
でもね、綺麗事じゃなくて、迷惑だなんて思ったこと無いのよ。
自分が惚れた人。
自分が何があっても守って行きたいと思った人。
お互いにお互いをすごく思いやることが出来ているのに。
お互いがお互いをとても愛しているのに。
考えるれば考えるほど、私は双極性障害についての知識を学んでいませんでした。
とても辛い…。
とても辛いのは妻の方ですよね…。
ごめん。
もう一度チャンスを欲しい…。
死んでしまったあなたに対して何も出来ない…。
だけど、せめて、あなたと同じ苦しさを抱えている人達へ。
これからしっかり勉強して力になりたい。
ただ、その思いだけが私を生かしています。
酔っ払いの戯言でした。
おやすみなさい。
薬は飲んだけど寝れるかな…。