こんばんは。
ずっと書いて来たことで
ずっと仏壇の妻に語りかけていたこと。
終生住んでいく為に一緒に選んだ家を引っ越すこと、そして
猫と暮らして行くこと。
最も大きなことが完遂出来ました。
妻が亡くなってもうすぐ1年8ヶ月。
動くことも考えることも出来ない期間もありました。
少しずつ動けたのは、半年経ってからだと思います。
何年もかかると思っていました。
こんなに早く、やろうと動き始めたことが完了するとは思っていませんでした。
私一人では無理でした。
もしかしたら、まだ動くことも出来ていなかったかも知れません。
気持ちを汲み取って、
何も言わなくても分かってくれる、
妻の一族の輪の中に混ぜていただけたことが、
心と気持ちの作業療法になり、
ずっと動き続けることが出来ました。
私のことを拒絶することなく受け入れてくれた一族に、一番喜んでるのは妻だと思っています。
私が一人で無かったら
安心出来るもんね。
【私自身が元気に暮らして行けるようになること】
それが妻が一番喜ぶこと。
安心して休むことが出来、一番の供養になることと思って来ました。妻の1周忌の時にもそう言いました。
皆さんのおかげで、元気に暮らして行けるようになる下地は出来ました。
本当なら、家の荷物開けも相当な時間をかけてやっていたと思います(細かいモノの整理はまだ全然出来ていませんが)。
すぐに住める状態まで協力してくれるとは思っていませんでした。
想いは前の家にも残っています。
だけど、次住まれる方にも気持ち良く住んでいただきたいですもんね。
こっちには妻と一緒に来ているので、
不安はありません。
不安もないけど、引っ越しに伴う高揚感もありません。
少しずつ、モノと心の整理をして向き合います。
それだけではなく、引っ越して2週間という短時間で、義姉は猫を連れて来てくれました。
猫と一緒に住むことはずっと伝えていたしたが、こんなにすぐ動いてくれるとは思いませんでした。
猫のパール君は今日も元気に飛び跳ねていました。部屋の中を付いてきます。
一緒にソファーに座ってて、身繕い始めたなと思ったら、私に引っ付いて寝てしまいました。
対面して2日しかたっていないのに、かわいい奴です。
すごく暖かいパール君の体温が感じられたので、しばらくこのままにしていました。
暖かい。この温もりに飢えていたんだと思います。
しばらくお世話でバタバタしますが、
これからゆっくり向き合う時間が増えてくると思います。
妻がなんて言っているのか感じたいと思います。
だけど、まだ引っ越したことは友人たちには誰にも言えていません。
いつか伝えるつもりですが、今は無理のようです。
友人たちは引っ越したことの祝(?)と弔問に来てくれるでしょう。
すごくありがたい。
ですが、どうしても気持ちの温度差には、
今の私が付いて行くことが出来そうにないので。
妻もそれでいいと言っているのがわかります。
いつも私のこと見てくれてありがとう。
愛してます。






