左胸にしこりを感じたものの
病院には行きませんでした。

母が亡くなった後、
生きるためのどんな努力も
運命には逆らえない気がして

母の死を思うと
生きるための努力さえも虚しくて

悪性なのか
良性なのか
命に関わることなのか
すでに決まっているような気がして

どうでもいい

そんな風に思っていました。

そうして
夏が終わり、秋が来て
頭の片隅には残っていたものの

先送りにして
やはり病院には行きませんでした。


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