…実家から家に戻った時の話…
ダンナに留守をお願いして1カ月実家に帰る際
家の前の鉢植えたちが枯れたとしても文句は言うまい!
と心に決めて家を出た。
そして、長期の滞在を終え、重い荷物を抱え家の角を曲がり家の前に立つと
茶色かった…。全体的に…。
それでも、これだけは絶対に守ってと念を押しておいた娘のアサガオは無事だったので
ほっと一安心。
クリスマスシーズンにはリースにも活躍してくれる丸葉のユーカリちゃんも
このありさま。
だけど、根元からは新しく葉が出ていた。ユーカリの生命力に感謝!
クリスマスリースを作るまでには、カットできるくらい大きくなってくれるかな?
そのほかに生き残っていたのは、ローズマリーやパイナップルミントとスペアミントなどの
ハーブ類。
スイレンも金魚と共に無事。
意外なのはヒューケラ。
レースラベンダーとアジサイも大部分は枯れたけれど、
ユーカリのように芽が残っててくれた。
これまた意外だったのは、セージ類や初雪カズラやアイビーなど
生命力が強そうなものが生き残れなかったこと。
ダンナは水やりする時にパ~ッと上からかけるだけなので、
葉が茂っているものは土に水がしみ込まずにに枯れちゃったのかなぁ~などと
思いを巡らせながらカリカリになった葉をながめた。
家の中に入ると空気がよどんでいたので、すぐさま家中の窓を開けた。
家の中はあるていど片付いてはいたのだけれど、
リビング中央のダンナの身長×2くらいのスペースがぽっかりあいていて
その周りには、テッシュ、着替え、タオルケット、リモコン類、ごみ箱。
わきのテーブルの上にはコップとペットボトルと新聞。
それらのものが、なんだか秘密基地のように配置されていた。
そんなリビングからはダンナの淋しかったよの声が痛いほど伝わってきて、
枯れた草花たちはダンナの心と一緒なんだなと思った。
「一人暮らし生活が快適やから、別にもう少し北海道におってもええで。」
というダンナの言葉と部屋とのギャップに、ちょっと胸キュン。
仕事から帰ってきたダンナは
「あぁ~!またにぎやかになんねんなぁ~!せっかくゆっくりできてたのに。」
と言ってたけれど、顔はニヤニヤ嬉しそうだった。
あらためて、長いこと実家に帰らせてくれて本当にありがとう。



