アマゾンのランキングについて | レジネッタ文庫通信

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レジネッタ文庫代表 酒井日香です。


今日は


「アマゾンのランキング」


について、お話していきたいと思います。


本を出すと、誰でもアマゾンのランキングが
気になるところではないでしょうか。


私も初めて本を出したときにはそうでしたね。


もう、1日に何回見るんだよってくらい、
アマゾンの自分ページを見ては、



「あー・・・、今日も売れてねぇなー・・・」



とか、


「おお! 今日は1冊売れたゾ!!」


とか、一喜一憂して、興奮と絶望の波を
何度も体験しましたね。。。


脳神経的にはそういう生活って



「激しいストレス」


なんですって。


私も最初はそういう、興奮と落胆の波に
翻弄されていましたが、刊行から1年も
すると自分の本に興味も無くなり、今では
めったに見なくなりました。


親切なブログ読者さんが


「酒井さんの本にすんごい酷評が書いて
ありましたよ」


って、わざわざ教えてくれたりもしましたが、
私は見てません。


なぜかというと


「見てもいいことない」


からです。



褒めてくれた言葉も実のところ、


「ふーん」


くらいに受け止めるのがいいのです。



慶應義塾大学を設立し、専修大学や
一ツ橋大学の設立にも尽力した
明治の大著述家、福沢諭吉
の生涯の金言は


「我、喜怒色に現さず」


という言葉だったそうです。


つまり、褒められてもふーん、という感じに
受け流し、けなされても決して怒らないという
態度のことですね。


福沢諭吉は、それを生涯守っていた。



アマゾンランキングや、書評サイトでも
同じことが言えます。




星五つコメントをもらえてもふーん、
星1つコメントでもふーんで受け流して、
いちいち過敏に反応しないことですね。


そうでないと次の作品がいつまでたっても
書けません。


実際、アマゾンでぼろカス書かれたり、
読書メーターでぼろカス書かれたり
したことで自我が崩壊して、精神病寸前
まで追い込まれてしまうヤワい神経の
著者さんは多いです。



ぜひ福沢諭吉の金言


「我、喜怒色に現さず」


を、作家は胸に刻みましょう。




かの文豪ニーチェの


「ツァラトゥストラかく語りき」


なんてあーた。



ニーチェの生前売れたのは
たった数冊だったそうですよ!!



数十冊じゃなくて、数冊です、数冊。



それが今や世界的名著なんですから。



世間の評価なんてわからないのです。



話をアマゾンランキングに戻しますが。



アマゾンでは、1冊売れるごとにどうやら、
10万番台より上にはなるみたいです。


それは私の本や、友達が出した本、今回の
レジネッタ文庫初リリース作品などを見ていて、
確信しています。


どうも、1冊売れるとその瞬間、ポーンと
ランキングが跳ね上がる感じ。


アマゾンランキングは1~2時間おきに
更新されていくので、1冊売れて10万番台
以内に入っても、そのまま何時間も売れなければ
またズルズルとランキングが後退していきます。


そのままズルズルと、100万番台くらいにまで
落ちちゃう本もある。


あんまりにも一定期間売れない本は、
100万番台より下だと思って良いみたいです。


おそらく、刊行から1年も経ってないのに
100万番台以下の本は、アマゾンで売れたと
しても1~2冊とか、せいぜい4~5冊でしょう。


そう考えていいのではと思います。(経験上)


しかし、一定のリズムで売れる本は、1冊売れると
ランキングが5ケタ以内になりまして、少し下がった
あとにまた5ケタ以内に入る、という振り子運動を
繰り返していきます。


しかし、刊行から1年もすると、だいたい著者の
身近な人に本が行きわたるので、ランキングは
ズルズル後退していきます。



それでもたまーーーーに、1冊売れたり、
マーケットプレイスの中古本に動きがあると、
一気に10万番以内に跳ね上がることが
ありますが、そんなに動きは激しくなりません。



ところで、アマゾンランキング瞬間1位を
取る方法があるのってご存知ですか??


某・有名出版社の販売部長に聞いた
ところによると、瞬間で100部の購入を
2回くらいすると、ランキング1位が取れる
のだそうです。


でも、そんなことするのって誰???



・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




そう・・・・・・・・・・・。





そんなことをするのは十中八九
著者本人です。( ´艸`)




だから、10年くらい前は、アマゾン1位を
瞬間でも獲った本って、書店さんもチェック
して平積みしてくれて、そこから売れていく
っていう時代もありましたけど、著者がヤラセ
でランキング1位を作れるってことがバレて
きちゃった今日この頃では、ランキング1位を
獲ったからって注目を浴びるとは限らないです。



また、これはとある新興宗教団体



「幸せっぽい感じの科学っぽい感じ」



という団体の幹部から聞いた話なんですが。




「幸せっぽい感じの科学っぽい感じ」




の教祖が本を出すと、秘密戦闘員たちが
100人態勢くらいで、首都圏や大阪、
博多などの大書店で、人海戦術で
本を買うんですって。


特にジュンク堂や紀伊国屋を狙う。


そこで、替わるがわる、1日に何度も
1冊ずつ信者が本を買う。


1日に1書店で約20冊、これを1週間続ける。


そうするとなんと!!



間違いなく紀伊国屋ベストセラー
ランキングに入るのだそうな。。。



幹部からガチ聞きした話なのでウソ
ではないと思います。。。( ´艸`)



そういわれてみれば、紀伊国屋の
週間ランキングってこの



「幸せっぽい感じの科学っぽい感じ」



さんとか、



「総科学会」



さんとかの教祖さんの本が
しょっちゅう入ってますよね。。。( ´艸`)



文芸社で話題になった、文章がたいへん
すばらしくて教科書が読めない中学生に
支持されたライトノベルのYU先生とか、
KM先生なんかは、書店工作するのに
それぞれ1億円かかったと私は、文芸社の
エラい元役員さんから聞いております。。。。( ´艸`)



所詮世の中カネなんスよ。



ええ。




カネなんす。




あんたの本がベストセラーにならないのは、
あんたに才能が無かったからじゃない。




あんたがあと1000万円積めなかった
だけのお話。



わ・か・る??? ( ´艸`)




それが


「ベストセラー」


の正体なんですねぇ。。。




そんなもののために、何百万円も無駄にして、
大手高額自費出版を目指すのは、私はやっぱり



「ちょっと待てよ」



と言ってあげたいです。



いつでもご相談には無料で乗りますので、
文芸社や幻冬舎に出版相談に行く前に、
我らレジネッタ文庫にお問い合わせください。


出版相談、原稿応募等の
各種お問い合わせは
こちら→nichika.sakai@gmail.com

まで。 代表・酒井日香の直通メールです。



そんな感じで、ご参考になれば幸いです。



酒井日香 拝