今から7〜10年ほど前、インターネットは
知名度がないが、真面目に良いものを作っている会社
何百万〜億円単位の広告費が出せないが
本当に良いもの、本当に美味しいものを作っている会社や
個人店、個人レストランが本当にありました。
しかし、今や
何かを検索すれば必ず「〇〇ランキングサイト」というアフェリエイトサイトがあり、
そして、@コスメやぐるなびなど
何か欲しいものを検索しても
真偽がわからない
という大問題があります。
口コミは捏造され、
ランキングサイトという嘘のランキングが大々的に検索上位に上がり、
大手企業のネット広告や
一発屋的な胡散臭いネットショップが並ぶようになりました。
これでは、ネットの意味がないのではないか?と
最近強く感じます。
昔は、大手以外のこだわりショップがネットでやっていたのですが、
今では別にこだわっていないショップも多く
大手企業=そこそこ
中小企業=商品力で勝負
という構図ではなくなりました。
今は
大手企業=低品質(高機能ではない、低原価)
中小企業=本物を作る真面目な企業 vs 一発屋、適当な事を言って素早く利益をあげて撤退
という非常にわかりにくい状態となりました。
昔と今と何が違うか?といえば
ネットで買い物をする時に、検索と検証にかける時間が10倍以上になったという事でしょうか?
ネット上では、匿名性を利用した真実のコメントもありますが、
匿名性を利用した組織的なサクラも存在します。
今時、商品レビューを書いて下さい!
とお願いしても、基本的に書いてくれません(笑)
大手でもなく、有名でもない会社の商品に大量のレビューがあるのは
不自然といって良いでしょう。
複数の店舗を運営したり、大勢の社員を雇う余裕がないが
真面目に良いものを作っている会社や個人が
消費者から注目される仕組みはできないものか?と真剣に考えています。
マスコミは基本的に本来の役割を果たさず
もう、広告主とマスコミという内輪だけの利権構造の中にあり
世の中の人が知らないものを、発掘して、新しいもの
社会的に有益なもの、消費者のためになるものを発信する
という社会的責任を放棄しています。
方法としては、結局ネットを使うしかないと思うのですが
冒頭で述べたように、ネットでも多くの問題があります。
「検索」の時代から、「真偽を検証する、情報を取捨選択する」時代になってしまいました。
昔、近くにある酢を作っている個人商店の方に話を聞きました。
「大手は巨大な金属タンクで酸度を強制的に上げて、強引に酢にしているが、そんな事をしたら、酸っぱいだけで酢の旨味なんて何もなくなっちゃうんだよ」「酢ってのはゆっくり酸度を低くしながら作らないとうまい酢なんてできないんだよ」
って言っていました。
そういう方々は、「うまいものを作る」という事を仕事にしているので
うまいものを作るのです。
「たくさん売る」という仕事をしている会社は
やはり、たくさん売るという仕事をするのです。
何が言いたいかはわかりますでしょうか?
「うまいものを作る」という仕事をする会社と、
「たくさん売る」という仕事をする会社は
決してイコールではありません。
むしろ、往々にして反対であるといえます。
「うまいものを作る」≒「たくさん売る」
という関係が往々にして成り立つということです。
「うまいものを作る」「良いものを作る」という小さな会社に
日が当たる仕組みを作らないと
技術が衰退してしまうのではないでしょうか。
正直者がバカをみる、という世の中になってしまいます。
決して、政府が行うように短絡的に保護すれば良いということではありません。
個人的な見解として、保護主義には反対です。
例えば、革靴を海外から買うと、なぜか1万円関税が上乗せされます。
これは、国内の革製品業者を保護するためです。
じゃあ、保護されているはずの国内の革製品メーカがクールな靴を作っているか?
といえばそんなことはありません。

MAGNANNI
フォルムが美しく、細く、スマートな洗練されたデザインを作っているか?
海外で評価されるほどのデザインの靴を作っているか?
政府に保護された業界は、努力をしません。
そんなことではなく、真面目なメーカーや会社、個人に
スポットが当たるのがネットではないのか?
と思います。
ブランディングやパーソナルブランディングで名前だけ有名になって
実力が伴っていない人など(経営コンサルタントに多いです)
エセ〇〇ばかりのネットで、キャッチコピーとか
見せ方という戦術論ばかりで、
それが本当に良いものなのか、嘘なのか、現在のネットではわかりません。
運です。
本来は、必要な情報に必要な時にアクセスできる
というのがネットの利点だったはずが、
それはもう10年も昔話になってしまいました。
SEO対策(検索エンジン対策、例えば「エイジングケア」と検索するとグーグルで上位に表示されるようにする技術的な対策)や、楽天やアマゾンのショップページばかりが表示され、
これは本物なのか?嘘なのか?
がわからなくなりました。
それを何とかしたいと思いますね。
美味しい食材が欲しければ、本当に美味しい食材が探せるようになれば、
もっと世の中、偽物ではなく、本物のこだわり商品が出てくるでしょう。
これは正直、深刻な問題です。
ブログですら、代筆する仕事があるのですから(笑)
ちなみにREGINA LOCUSのブログは
私、代表の松下武史がちゃんと書いていますよ。
違う人が描くと、文体やニュアンスや癖が違うんですよね。