昨夜はフギュアスケート界の快挙、日本男子羽生選手が金を獲りました
素晴らしい!!彼がこれからの新しいフギュア界を切り開いていくのでしょう!
新星が現れた一方で、今回のオリンピックは長年フィギュア男子の歴史を作ってきたベテラン、ロシアのプルシェンコ、高橋大輔選手が最後のオリンピックとなりました。
私は個人的に、この2選手の最後に胸を打たれました。
メダルを獲って華々しく退くのも素晴らしいですが、満身創痍の中、極限状態でリンクに立ち退く姿は美しかった!
スポーツである以上、時代が変われば技術の進歩は不可欠ですが、フィギュアは作品(芸術性)を見せるという少し特別な競技。
そういう意味で、今回のフィギュア男子は少し物足りなさを感じたのは私だけでしょうか。。
どの時代にも個性のある選手が沢山いましたが、これからはジャンプ力の優れた選手が求められていくスポーツになってしまうのではないかと少し不安を感じます。
昔の主観採点が問題になり今のような技術点を積み上げていく採点法に変わったことで、逆に昔の主観採点の良さもあったということに気付きます。
そういう意味で、プルシュエンコも大輔も人の記憶に残る選手だったことは間違いないですね
金メダルで沸く中、ちょっと複雑な気持ちでいる今日この頃です。