達成感 | 南カリフォルニアでのreggioemilia approachの関わり

南カリフォルニアでのreggioemilia approachの関わり

アメリカ南カリフォルニア州でレッジョエミリアアプローチに関わって10数年。もっと知りたい、どうやったらこのアプローチを深められるのだろう、と探求して来ました。今までして来た事、これから関わっていく事をシェアしていきます。

先日4歳8ヶ月の息子がビー玉転がしを作りました。元々は違ったものなのですが、ビー玉を転がす、と言うふうに決めたようで。コロコロとビー玉を試しに転がし始めました。何度かやっていくうちに角度を変えていけばビー玉が転がっていく、と言う考えに辿り着き作ったものを少し移動させたり微調整をしました。その中で何種類かあるビー玉でも重いのがいい、何個か使うと重すぎる、と言う結論に。何度もすること、そして確実に彼が今までいろんなことをやってきたものの考えが整理されてここにあるんだな、と言うのを感じました。レフ・ヴィゴツキー と言う心理学を勉強した学者が発達の最近接領域(Zone of Proximal Development:ZPD)」を提唱していて、まさにそれが起きている、と観察しながら思いました。彼のZPDは私が今まで幼児教育に触れてきて一番目にするのが多いと思っているものです。息子が今までに経験してきたこと、そして私が問いかけることによって彼の今までの可能性を伸ばせた、と実感。そして息子が思っていたことができた時の達成感の顔これほど嬉しいものはないですよね!

 

みなさんも子供の観察をして成長した、と漠然の思うことは多いかもしれませんが、具体的にどう言うところがどうやって伸びたのか、と研究してみてはいかがですか?研究するにはやはりデータが必要なので、メモ書き、写真、動画が必要になってきますね。今回は動画を撮って編集しました。短大の学生たちに見せるのにちょうどいい!と思いました。常にアンテナを張ってどう言うものが授業で使えるか私も日々探求活動をしています。

 

フォローしてね!