TVアニメ「SHAMANKING/シャーマンキング」
第8廻『進化』感想です。



※原作完全盤最終話、その他外伝の内容、コンテンツ内容全て含みます。
※2001年放送前作アニメ(’01年アニメ)との比較あり。
※今期アニメは(’21年アニメ)表記。




小山田ファミリー登場おめでとうでした。


ベストプライス論



竜のサービスエリアの語りカットされたか…!
まぁ尺的にそうですよね…

というのが第一の感想です。


実は竜のサービスエリアの語りは結構深いエピソードになっていて、
’01年アニメの担当に『シャーマンキングを読み解くカギ』とまで言わしめたくらいなので、
聞きたかったし見たかったシーンではありました。

個人的にあまりシャーマンキングについてのTwitterは見ない主義にしていて(心が乱れるため?)、
今回ばかりはさすがにこのカットの感想が気になって覗いてみたのですが、割とご意見があったみたいで…。


それにしても
’21年アニメ、竜関連について省いているところ多いような?
今回の語りは仕方ないとはしても、マッスルパンチや他の仲間もほとんど登場がない(あっても影武者)ですし、
たまおやピリカだったりの可愛いもの愛でムーブもないしで少し寂しかったり。
’01年アニメは今回のたまおのところは大分強調されてたくらいでしたしね。
なんだろう、チョコラブの件もしかり、令和においてはそういう感じのも厳しくなったのかな…。

全体を通してギャグが緩和されてるとは思うんですが、
竜は男前でかっこいいところと、ちょっとヤバいところの塩梅が良い人物だと思いますし、
今後のアニメでもその部分が見たいですね、本当に。


麻倉よう



ヨミの穴、
’01年アニメでは竜の修行の時にも出てくるのですが、
そこの表現が本当に何も聞こえない、何も見えない、という感じで怖かった印象があります。


個人的には、
たまおとポンチコンチも無事に登場したあとの、
アンナの「信じて待つ」のくだりのセリフですが、
少しながらでもカットされたのにかなりのダメージくらってしまいました。

ほんの些細なシーンなのですが、この先もいろいろな場面で”待つ”ことが要される中でのアンナの言葉でしたし、

闇は人の心の”負”をかきたてる力を持っている
それは例えば眠れない夜に不安が限りなくふくらみ続けるように
その”負”の感情は葉の魂を責め続けるでしょうね

のアンナのセリフはルヴォワールにも繋がるので、
ここもカットされるのか、、、としみじみ。
仕方ないんだなぁ、本当に。

やっぱりアニメにも尺があるので、
ある程度は仕方ない仕方ないと言い聞かせても
カットされる分魅力はなくなってしまってるし、
原作で補給していくしかないなと強く思い直してしまいました…ヒン


葉のユルさもカットされたり改変されたりで
なにかちょっと違うな…と思ってしまって順繰り順繰りしてしまいますね。


次回『葉vs蓮、再び』



エピソードタイトル案件で

「『二人のビッグソウル』外して欲しくない!」と豪語してましたが、

原作見返してみれば、葉vs蓮以前の第53廻のタイトルでした、以前の記事修正しました…。



あと第13廻までのネタバレ(仮)にはなりますが、

’21年アニメは今のところエピソードタイトルに「vs表記」を多用しがちっぽいのかな。

『葉vsホロホロ』『葉vs蓮』『蓮vs円』

確かに通してシャーマンファイト等々の闘いをしてるわけなのでvsは正しいんですが、

全52話ある中でも、最初の大切な13話の3話がエピソードタイトルがこれ〜〜〜!?って思っちゃうんですよね。

逆に5人の戦士は『葉vs』だったりなのか?でもチョコラブ直接サシで戦わないからないか、、、。


たかだか3/13なのはそうなのですが、

原作のエピソードタイトルではvs表記は一切なく、

完全にアニメオリジナルエピソードタイトルなわけで、

わかりやすくシンプルでありつつも、逆にそれに面白みがないので本当に惜しいんですよね。



正直エピソードタイトルについては

今までの自分が期待しすぎてたな感が否めないので、

これ以上は考えないようにしよう…と思うばかりになっちゃいました。



とはいっても序盤のド山場

『麻倉葉vs道蓮』なわけなので楽しみですね。


毎度毎度最後に蓮が登場して、

面白いくらいに蓮の悪役感が際立ってたくらいですし。

蓮激突〜炎での打ち上げまでは2話構成っぽいのである程度丁寧な感じなのを思うばかりです。





では今回はここまで。また。

なんかジメジメした暗い感想ばっかりで申し訳ないな!