拝啓、カネキケン①

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※東京喰種:re最新話までのネタばれあり
※完結おめでとうございます




東京喰種、東京喰種:re
完結、おめでとうございます。


オタクなので、大阪から東京に出向いて集英社まで行った。



読み終わって一言、

『そっか。』

と口からこぼれ落ちました。
カネキさん、ハッピーエンドで良かったね。


前々の記事でも言いましたけど、
カネキケンがハッピーエンドを迎えた時点で
”東京喰種”という物語が終結したこと、

この物語は
ヒトから喰種になったカネキケンの人生録であって、
カネキケンの存在はヒトと喰種の共存の礎でもなんでもなかったんだなと、
自分の中では完結致しました。

皮肉なことに、
カネキさんを喰種に至らしめた嘉納先生の弟子である貴未さんが、
全ヒトと全喰種共存のために躍進してるって感じかな。
なんやかんや嘉納先生有能すぎるんだよな。


もちろん、カネキさんだけで、
全喰種全ヒトみんな共存しましょう!なんて難しい話だったんだろうけど、

やっぱりカネキケンの存在は、
そうなるべきだっただろうとは思います。
悲劇に見舞われ続け酷な話ですけども。


そうなれるように、
店長も有馬さんもカネキさんに想いを託したはずなのに、

自分の弱さと決着を付けて、
子供ができて愛する人が側にいて、
自分を見守ってくれる人が大勢いて。

『僕は守りたい…ヒトも喰種もー!!!』
それって結局、自分の周りだけではないか?って思っちゃうんですよね。


ヒトと喰種が住まう世界で、
それぞれが憎み、決して考えを共有できなかった”間違っていた”世界で、

『この世界はただそこにあるだけだ』って、

憂那の死とエトを捨てざるを得なかった自分を生涯をもって責め続けた店長と、
生まれた時から死のタイムリミットを刻み奪う世界に囚われ続けていた有馬さんと、

ヒトと喰種の世界で苦しんだ二人が、
カネキさんにこの世界の在り方を託したはずだったのに、
『この世界はこの世界なんです!』とこの世界を容認しちゃいました、みたいなの本当に厳しいところがある。

最終回でその容認具合が明確になったので、
カネキケン、今までの人達との関わりはなんだったんだ?って私は思います。

カネキさんは一番、
この世界の今の在り方を認めてはいけない人間だったのでは?
ヒトと喰種を歩み寄らせることのできる唯一の鍵が、カネキさんだったのでは?
旧多、リゼさんとの決着はカネキさん自身の問題の決着でしかないのでは?


……………。


カネキケン、
やっぱりハッピーエンドを迎えて欲しくなかったなぁって思います、私は。……泣いちゃった。

カネキケンには清く、
この世界の、この物語の核心に触れて、
その最期を迎えて欲しかったです。


ここまで言うと、
自分の望む結末でなかったから文句言ってるだけだと思われても仕方ないんですが、

もうちょっとだけでよかったから、
この物語を長く、そして深くまで魅せて欲しかったです。
まだまだ各々について知りたかったこと、いっぱいありますね。


東京喰種、:reという作品において、
”何もかもが完璧”である必要はないけれど、
それでもまだまだ磨けたんじゃないかって思いますね、本当に。
いろいろな意味で涙止まらない。



私はアオギリ編くらいから読んできた奴ですけど、
ここまで原作を読んできて、
アニメとかコラボイベントとか特典集めとか、
ヤンジャン買ってブログ書いて過ごしてきて、
感想をボロクソに書いて批判されたこともあったし、
正直腑に落ちない展開だとか記事にたくさんしてきたけれど、

それでも東京喰種に入り浸っていたし、
私は、東京喰種、好きだったよ。好きだよ今も。


なので、
素直に完結おめでとうって気持ちと、
逆に、……なんで?って気持ちが混在して、
:re125話並に読み終わって号泣してしまいました。


まだまだ書けるでしょ、書けたでしょって、
こんなところで終わりなのかよ〜ッ!!!って思いませんか!?私はそう思う。


完結したことは喜ばしいし、
石田スイありがとう〜ってなるところだけど、
もっと東京喰種の世界を見せて欲しかったよ〜って心底思うのです。
続編なんかじゃなくて、:reで見たかった。





ここまでぐっちゃぐちゃに書きましたけど、
後日にまた感想記事あげるつもりです。

読み終わって、
衝動的にカネキケンへの想いが収まりきれなくなったので書きました。
カネキケン、本当に憎いやつだ。



閲覧ありがとうございました。