過去のウルトラマラソン出場の記録は、
2010年 富士五湖 80キロリタイア
2010年 京丹後 完走
2011年 京丹後 70キロ タイムオーバー
2012年 水都大阪 完走
2012年 京丹後 80キロ タイムオーバー
と、ウルトラマラソンでは、まるでいい結果を残せてきていないのですが、フルやハーフとは異なるレースメイクの難しさがあると思います。私程度の脚力でどうこう書く資格もないかも知れませんが、この程度だからこそ、レースメイクには注意しないと完走もままならないということだと考えています。
さて、今回の飛騨高山は何となく難易度が高そう、景色が良さそう、肉がうまそう、といった軽いノリで応募したものでした。実は、この難易度の定義も難しいと思うのですが、単純に高低差ということで書きますと、
京丹後は、標高はほぼ0m地点からのスタートで、七竜峠150m×2回、碇高原400mの峠越え
飛騨高山は、550mスタートで 飛騨高山スキー場1345m、1000m、900mの峠越え
野辺山は、最低地が880mで、1908m、1620mの峠越え
白山・白川郷は、300mスタートで、1500m×2
単純に高低差だけで判断すると、①白山・白川郷、②野辺山、③飛騨高山、④京丹後という順になります。でも、これだけで判断するのも難しいでしょう。きっと、登り坂の長さや角度、気温などの諸条件を含めて考える必要があるはずですね。
さて、京都からひだ25号で高山まで3時間半。
荷物をホテルに預けてから、近くにあったお店で飛騨牛のお寿司を食べました。口の中でとろける食感が最高でした。それから、受付のために市民文化会館まで移動してゼッケンの引き替えとレースの説明会を聞きました。
レースの説明は、24時間マラソンの坂本さんではなく、地元のウルトラランナー(市役所の人で、その人がコースを設計したそうです)がされたのですが、非常にお話がおもしろい方でした。
ゼッケンとともに同封されていたのが、このカード。うれしかったです。
その後、昔の街並みと高山陣屋を見学してから、夕ご飯を丸明という肉屋さんがやっているお店で、焼き肉を食べました。安い方のセットを頼んだのですが、それがおいしい。明日は朝早いので、生ビールは1杯だけにして、ご飯の大盛を頼みました。
食後にホテルの下にあったファミリーマートに明日の朝食を買いに行くと、なんとおにぎりや弁当類が全て売り切れ。恐るべし、ウルトラランナーたち。結局、Google Mapを頼りに別のコンビニを探して何とか調達はOKでした。
21時には就寝、翌朝は3時に起床でしたが、よく眠れました。
シャワーを浴びてから、買っておいた朝飯を食べて、ウェアに着替えて、スタート地点の市役所まで移動です。
ランナーズウェルネスのサポートしている大会はタレントとかマラソンランナーがゲストで来ることが多いようですが、ここは誰もいませんでした。代わりに例の坂本さんが気合いを入れてくれてのスタートでした。
私は、普通にウルトラマラソンを走る脚力はあると思っているのですが、問題は暑さでした。京丹後を2回連続タイムオーバーになっているのは、いずれも暑さにやられてしまって平地まで歩いてしまっていたからでした。でも、コースはそれよりハードなこの高山は、京丹後より気温は5~10度程度低いのです。だから気温が上がる前の午前中が勝負だと思っていました。
この高山は一番標高の高いスキー場のある場所が36.9キロ地点にあるので、午前中に最大の難関を越えられるというのがうれしかったです。この峠を越えられれば、あとは何とかなりそうという読みでした。
ほぼ読み通りのペースで11時頃まで走れたのですが、やはり気温が上がってきて、12時頃には私はかなりふらふらとなってしまい、気持ちが悪くなってしまったので、エイドで寝ころびました。20分程度、軽く寝たのですが、かなり回復できたので、再スタートしました。
でも、坂道を走る気力はなくて、できるだけ速いペースで歩いて登り、下りと平地は走るようにしました。
最後の難関になる、千光寺のある峠は、前日にコース設計をした市役所の人が言っていた通り、「笑える」ほどのとんでもない急な坂道でした。ここもできるだけ頑張って歩いて登り、あとは走るのみでした。キロ5分半程度のペースで平地を走り続けました。
実は、元会社の同僚と一緒に出場していたのですが、前半に先に行かれてしまってもう追いつけないと諦めていたのですが、なんとゴール手前100メートルのあたりで追いつきました。彼は足を痛めてちゃんと走れない様子でした。で、最後はほぼ一緒にゴール。
ゴールには高山市長が待ち受けていて、ていねいに握手をして頂きました。
それから、このマスコット。後から調べて「ひだくろ」という名前と知りました。
なんかいいやつで、最後は両手で握手。飛騨高山はまだ2回目の開催なので、まだ運営や地元の人も慣れていない感じがありますが、なんといっても、自然に抱かれていると感じる景色の良さと人の温かさが魅力でした。
途中、遠くに冠雪している山々が見えます。これは乗鞍岳だそうですが、綺麗ですね。
昨日に引き続き、今夜も飛騨牛の焼き肉で乾杯。今日は『味藏天国」という店でした。またまたおいしい肉でした。しかし、水の飲み過ぎと疲労困憊状態で、食欲もなくあまり食べることが出来ませんでした。
翌日は、さるぼぼバスに乗って、飛騨の里を観光。古い民家などを軽く見て回りましたが、ここもいいとこでした。時間があれば、もっとゆっくり来てみたいですね。
昼飯は高山駅近くの「ちとせ」で焼きそば。有名店のようで、12時少し前に行くと、ほぼ満席。でも、ほとんどみんなランナーぽくって、みんなビールを飲んでいました。地元のオジサンたちはカウンターの端っこで静かに座っていらっしゃって少し申し訳ない感じでした。
かなりのボリュームで、シンプルでおいしかったです。
それで、土産を買ってから、最後にこの写真をパチリ。
私は見たことがないのですが、「氷菓」というアニメがあり、このバスはそのデザインになっています。このアニメは高山が舞台となっていて、マラソンのエイドでも、氷菓クッキーというものが置いてあったりしました。このアニメは、「けいおん!」で人気になった京都アニメーションの作品なのですが、この京アニは私の住んでいる場所の最寄駅の駅前に本社があって、いつもこの「氷菓」のポスターを見るので知っていたのでした。
いいレース、いい観光でした。
また来年も来ないとなー、という気持ちになって帰路についたのでした。





