大学入試用英語長文問題の参考書を使って、
「英語長文問題をほぼ毎日解くと英語力は1年でどれくらい上がるのか?」
という疑問を、英検2級合格レベルの中3で検証していきたいと思います。
(定期考査前1週間、定期考査中1週間は読みません)
英語長文問題に慣れて速読力をつけるため、そして文法・語彙力をつけるため、
英語長文問題の参考書を片っ端から解いていきます。
息子は文章を深く読みこむため、読んだ文章の内容を覚えてしまいます。
それゆえ長文問題の場合は、1つの参考書を何度も解くのではなく、
たくさんの参考書を1度解く方法で勉強します。
今回は、1冊目のスピード英語長文 Level 1をご紹介したいと思います!
たくさんの参考書を使う理由
重要な単語や文法の確認、読解のテクニックなどを、多様な著者から様々な切り口で学んでもらうことを目的に、たくさんの参考書を使います。
頭に入る解説の仕方や、解説をじっくり読みたくなるタイミングが勉強には重要です。
しかし、どういう解説方法なら頭に入るのか、いつやる気になるのかは本人次第です。
そういうわけで、「数うちゃ当たる」理論で習得してもらいます。
また、「英語長文に慣れる」ことも、たくさんの参考書を使う利点です。
大学入試で出題されるような難易度の高い英文は、テクニックだけでは読めないので、「英語長文に慣れつつ、英語力を底上げする」意味でも、たくさんの参考書を使ってたくさんの長文に触れさせます。
今回使用した教材
英語長文問題が7題収録されています。
「共通テスト基礎」レベルですが、共通テストの傾向に沿ったものではありません。
英文自体の難易度は、共通テストよりも易しめの内容になっています。
解説に加え、文構造のポイントもかなり丁寧ですし、パラグラフ・リーディングやサマリー問題まであって、文句のつけようがない一冊です。
一人で勉強するのに向いている参考書だと言えます。
音読用音声は、スラッシュごとに音読する用の「ポーズ入り」と、そのまま読む「ナチュラルスピード」があります。
音読に不慣れな場合でも音読しやすいと思います。
問題部分と解答・解説部分が切り離せるようになっていればさらに良かったように思います。
この参考書での勉強方法
学校の宿題も多いので、
1日目に長文問題とサマリーの問題を解き、解説を読み
2日目に音声を聞いて音読をする
という1題に2日かけるサイクルで取り組んでいました。
(春休み中はこのサイクルを1日でしていました。)
息子は音読嫌いなため、2回ほどしか音読をしていませんでした。。。
(嫌いなことを無理強いすると参考書を開かなくなるため、これでOKにしました)
息子の感想
英文自体はそんなに難しくなく、知らない単語は1つや2つくらいで読みやすかった。
少し間違える問題はあったけれど、学校の宿題と並行して取り組むのにはちょうどいい問題のレベルだった。
英文の内容は既に知っている内容が多く、理解しやすかったが、もっと新鮮味のある内容の方が楽しめたと思う。
スラッシュのところで切れるので、音読がしやすかった。
次回使用予定の参考書
次の参考書は、The Rules 英語長文1にしたいと思います!
スタディサプリ(ベネッセの英語教材)でお馴染みの関先生の著書です。
30回音読と書かれていますが・・・無理かな。
関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎 (大学入試)