夏休みが終わり、2学期が始まりましたね。
ということは、もうすぐ英検2級本番です。
息子は最難関中学中2の夏休みの宿題の量をなめていたため、
夏休み前半はあまり勉強をせず、
夏休み後半は夏休みの宿題をとにかく終わらせることだけに時間を費やした結果
英検2級の勉強があまりできていません。
(10万語読破チャレンジも、2万5千語でストップ中です。)
過去問を解いてみたところ、マークシート部分の正答率は6割程度です・・・
本番は自宅で解くよりもマークシート部分の点数が悪くなる傾向にあるので、おそらく本番はこれよりも点数が低い・・・
つまり
このままでは受からない可能性が高い・・・
息子にこのまま任せておくと、合格を諦めて勉強しない流れになると思われるので、
本番まであと約2週間(準会場のため)しかありませんが、私がテコ入れすることにしました。
(夏休み中の英検の勉強は、ライティングだけ添削していましたが、あとは息子の自主性に任せている状態でした)
1 リーディング(長文)問題対策
まずは息子が点数を落としがちな、長文問題対策からです。
長文問題は英検対策のテクニックを身につけると、正答率を上げることができます。
3Bや3Cは、問題文の中のキーワードに注目して、本文でそのキーワードを探せば、その付近に答えとなる文が見つかります。
例えば、
What was one thing that participants in Erin Wamsley's study were asked to do?
という問題文の場合、キーワードは本文で探しやすいparticipantsやErin Wamsley's studyにして、本文でこのキーワードを探します。
本文中のキーワードがある付近(その行か、その行の下2、3行)を読み、その部分の言い換えになっている選択肢が答えです。
2Aや2Bの穴埋め問題は、( )の前後の文章に関して、つなぎ言葉(例えば、howeverの後の文の内容→howeverの前の文と反対の内容になる)や指示語に注意しながら読めば、大体解けます。
3Aのメール問題は易しめの英文なので、3Bや3Cのように、キーワードをヒントにして解く練習をすれば、ミスすることはなくなると思います。
息子は読むのをめんどくさがって、段落の最初しか読んでいないような答えになっていたので、上に書いたように「問題文のキーワードに丸して、本文で探せばいい」から、本文を全部読まなくても答えを見つけることができる、というのを解説してみました。
このテクニックを教えた直後に、息子に過去問を解かせると、
長文の正答数が、18問中9問(指導前)→ 14問(指導後)になり、やる気が出たようでした。
英検2級では、言い回しや単語が難しくなるので、読むのがめんどくさくなりがちなのでしょうね。
「長文を読むのがめんどくさい」子どもの場合は、解くテクニックをマスターすることで、急激に点数が良くなる可能性があります。
息子には、このテクニックを使いこなして、安定した高得点を取れるように「英検2級リーディング問題」を毎日解いていってもらいます。
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2 リスニング問題対策
テスト前だけでなく、毎日英語を聞くとリスニング力も上がってきます。
しかし、そんなことを2週間前に言っても仕方ないので、試験当日まで耳を慣らすために、これから本番までだけでも毎日英語を聞きましょう。
2週間しかないので、毎日10分ほどの精聴(集中して英語を聴く)をおすすめします。
息子は、問題形式に慣れるためにも「英検2級リスニング問題」で、これから毎日リスニングする予定です。
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3 単語・熟語問題対策
単語は覚えるしかないです。
2週間しかない場合は、単語の意味をきっちり覚えるよりも、
patientは医療系、conflictは戦争系、recognitionは意識関係・・・
といったようにイメージで覚えれば、文脈で単語問題を解けると思います。
(英検2級の単語はとても大事なので、後でしっかり意味も覚えるようにしてほしいです。)
単語の覚え方は、接頭語や接尾語で覚えたり、語源で覚えたり・・・方法は色々とあるので、時間がある時に、自分に合った覚え方を探してみてください。
熟語も多いので、そのままでは覚えきれないこともあると思います。
熟語が動詞+前置詞で構成されている場合は、その動詞や前置詞のイメージで解けます。
試験当日でもスコアを上げられるんじゃないかと思うのが、単語です。
ぜひ試験直前まで頑張ってみてください。
試験前に見ていた単語が出てきたら、ラッキーですね。
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4 模擬試験・過去問
1の長文対策で説明したテクニックですが、イマイチ分かりづらい場合は、「わからないをわかるにかえる英検過去問題集」で、文章中のどの部分を手がかりにして答えを選ぶのかを確認してみてください。
私が紹介した方法と解き方は違いますが、カラーで分かりやすく、どの部分を読めば答えに辿り着けたのかが一目瞭然です。
これ以上詳しい解説を載せた市販の過去問集はないんじゃないかと思います。
詳しくは、以前書いた記事をお読みください↓
息子は、休みの日に過去問を解いています。
テスト時間は、筆記85分+リスニング25分という長さなので、あまりやりたくないと思いますが、自分の現状や課題を知るためにも、何度か解くのをオススメします。
わからないをわかるにかえる英検®過去問題集 2級 2023年度版
中学2年生で英検2級は、なかなか厳しい道のりですが、あと2週間だけでもしっかり頑張ってほしいと思います。