速報!50歳になりました!!
おとといのことです。
2020年3月5日。
高倉博ついに50歳になりました!!
人生半世紀。
凄いことですね。
産み育ててくれた両親に感謝です。
おふくろ、おやじ、ありがとう!
きょうだい、妻と息子、親族にも。
友達、仲間、先輩、後輩にも。
先生方やコーチのみなさんにも。
もちろん快適創造企業レガーロ、チームレガーロのみんなにも。
心の底から感謝しかありません。
50歳になる前に見ていた夢を実現するときがやってきました。
これまでの僕は、さながら犬ぞりの犬でした。
自分が一等賞になるんだ、一等賞になってこいつらを食わせないとならないんだ、
とがむしゃらに走ってきたのです。
50歳になったなら、犬ぞりは犬ぞりでも、走らせる側の犬ぞり使いにならなければと思っていました。
犬ぞり使い、競技では「マッシャー」と呼ばれるそうです。
快適創造企業レガーロとチームレガーロのマッシャーですね。
とはいっても、彼らを鞭打ってどんどん無理無理走らせる役という意味ではありせん。
自分自身の力が抜けてきたからこそのマッシャーなので。
そり犬たちの後方から進行方向と周囲の状況をよく見ています。
そして行く先をコントロールして、ときに休ませたり、水や栄養を摂らせたり、
それぞれの調子にも気を配ります。
いくべきときにはこちらも全力で応援しながらいっしょに走るのです。
雪と氷を蹴立てて猛進する勇壮なレースのイメージが目に浮かびませんか。
社会に出てからこれまでの年齢の節目、30歳になったとき、40歳になったとき。
そのときどきに心に決めたことはありました。
30歳のときにはすでにレガーロを創業していたことと、父親になることで、
俺もすっかり大人だ、しっかりせねば、頑張るぞ、の気合十分。
40歳では母を亡くして、自分の体は自分で大切にしなければ、と節制を始めました。
そしていま50歳。
気合いも頑張りも失ってはいませんし、
節制を続けていることでパワーはむしろいままでで最高に蓄積されていると思います。
その上で無駄な力を抜いて、自分も周りもよく見て舵を取る。
掌握と統御の年代に入ったのだと思います。
息子が今週12日に20歳になります。
親としての大きな節目ですね。
これからは成人した息子とつきあっていくわけです。
息子から求められることも変わっていくでしょう。
庇護から見守りへ。
親の言葉から社会人の先輩としての助言へ。
自分の両親との関係を考えても、親が要らなくなることはないでしょう。
親と子という絆も薄れることはない。
ただ、子が望むものは変わっていく。
それにうまく対応してやることが親の務めだと思います。
50歳の高倉博。
息子に対しても、若い子たちに対しても、揺らがないオヤジでいてやりたいものです。
その上で、魅力的なオヤジだと感じてもらえたら幸せだな。
どうかこれからもよろしく頼む。