昨日は、ピアノのジョイントコンサートへ行ってきました。
何人かのピアノ演奏を聴いた中で音の形が見える演奏に出会いました。
下部雑音(打鍵による鍵盤のカタカタ音)が気にならなくて、音がステージの上の方で響き合っているように聴こえてくるのです。
ピアノその物から直に出ている音とは違うのだなぁ。
ここからの例えは、私のボキャブラリー不足でよくわからない世界になってしまうかもしれませんが・・
たとえば、イルカのバブリング(輪っかの)のように遠くに行けば行くほど輪が広がる感じの音とか、
光があたった雲のかけらが空中に漂っている感じとか、
音が別の場所から聴こえるから、弾いているのに弾いている感がなく(目と耳の錯覚で口パクのように感じ何とも不思議)、天上の世界で奏でられているように思えてくる感じ。
音の遠隔操作をしている感じ。
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演奏者の耳が空間にあるのですね。
すごいものを聴かせていただきました。
実は同門の方。
先生は、こういう音を目指してご指導されているのだなぁと、今さらながらですが再確認できました。
素晴らしかった☆