6/12(水)

 

 

@日比谷

TOHOシネマズ にて

 

 

 

 

マッドマックス:フュリオサ

 

 

2024年|アメリカ|148分|PG12

 

監督:ジョージ・ミラー

脚本:ジョージ・ミラー、ニック・ラザウリス

美術:コリン・ギブソン

編集:エリオット・ナップマン、マーガレット・シクセル

音楽:トム・ホルケンボルフ

出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース、トム・バーク、アリーラ・ブラウン 他

 

 

 

世界観と美術、特に視覚の部分で

ものすごく好みだった前作

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の

主要人物であるフュリオサにフォーカスした

前日譚とのことで、情報を知ったときから

もうずっと待ち遠しく楽しみにしていた作品

 

これはもう、IMAX一択!で

堪能してきました

 

 

やっぱりまずは、前作でも

強烈につかまれてしまった

美術やガジェット周りがたまらず ニコニコ

 

今作は

クリス・ヘムズワース演じる

ディメンタスをトップとする

バイカー軍団が

メインで展開するのですが

 

そのバイク周りがまず

バイクのヘッド?(前面部分)に

ハンティングトロフィーのような

動物の角も含めた頭蓋骨、はたまた

マネキンの頭部から上半身が

組みこまれていたり

 

ヘルメットもまた

髑髏 しゃれこうべ 仕様だったり

 

 

一番ツボだったのはこの

 

 

右側、ディメンタスが乗っている

馬代わりにバイク3台を固定している

チャリオット(古代の戦闘用馬車)風な仕様 笑

 

乗っている本人も

そんなようなテイストの

格好をしていたと思うので

まさにチャリオットなのだと

思うのだけれども

 

そういったところがもう

アホ楽しい 照れ

 

 

ウォータンク(車)の後ろに

なんだか、じゃらじゃら

チェーンピアスよろしく

ぶらさがっているけど〜 キョロキョロ

と思っていたらば

 

それも武器だったんかい! 笑い泣き

となる展開だったり

 

相変わらず、攻撃周りのあれこれも

ぶっ飛んでいて、突飛で

楽し〜い〜〜〜 ニコニコ

 

 

広大な砂漠の荒野を舞台に繰り広げられる

イカれた(超絶褒めてます!)

ガジェット駆使のアクション

 

特に、前作もそうだったのですが

視覚として、画としての魅力が半端なく

 

その撮り方(画面へのおさめ方?)と

アクションシーンの迫力や魅力が

最大限に生かされている気がする

編集(繋ぎ方?)がもうたまりません 照れ

 

まさに、映画館の大きなスクリーンで

そして没入感アップの IMAX で

観るべき作品かな、というのを

その通りに味わえて、感無量 にっこり の

大満足 ニコニコ

 

 

前作では

シャーリーズ・セロンが演じていた

フュリオサを演じているのは

アニャ・テイラー=ジョイ

 

出演している鑑賞作をあげていったら

結構な数になるくらい

なにかとご縁がある俳優さんなので

ちょっと親しみがあったりなんかして ニコ

 

そして、そんな彼女の容貌に

うまく結びつくような

母親役、幼年時代役のキャストも

とてもよかったなぁ、と

 

さらには

アニャ・テイラー=ジョイ が

かたまりきらない、隠しきれない

やわらかさを残したまま

というのがまたよかったりして

 

この、やわらかさ、細さが

この作品の時間軸を経たのちに

あの、鋼鉄の

シャーリーズ・セロン姐さんになる

というわけなので 照れ

 

 

それから、冒頭で

バイカー軍団の一員に攫われた

フュリオサを救いに走るのは

その母

 

この母がまた強くカッコよく

 

女、強し!(というところには

ちょっと宮崎駿を彷彿と

しちゃったりなんかしつつも)

 

そんな「女」を利用したり

支配しようとしたりする「男」も

登場するけれども

 

ただただ対等に寄り添う「男」

ジャック(トム・バーク)もいて

 

私、このジャックとフュリオサの

あの、キスもハグもない

でも、心が強く結びついた瞬間だよね?

という、あのおでこをくっつけるシーンが

とても心に残っていて

 

おでこをくっつけると言えば

序盤の母とフュリオサにも

同じようなシーンがあり

 

同じようなシーンと言えば

その母を残していけずに

フュリオサが戻るシーンに

 

ジャックを残していけずに

フュリオサが戻るシーンが重なり

 

それは、喪失の見事なる重複でもあり

怒りも哀しみもまた

二乗どころではないだろう

 

ただ、母のときと

ジャックのときとの間には

フュリオサが、虎視眈々と

積み重ねてきた時間と

それによる成長とがあって

 

とくれば、そのさきは…?

 

というわけで

この作品のラストが

そのまま前作に

繋がっていくので

 

あぁ、このまま、前作に

流れこみたいぞ〜〜〜 キョロキョロ

 

いっそのこと、二本立て

(もちろん二本分の料金を払うので)

してくれたらなぁ、と

思ってしまったりしたのでした ショボーン

 

 

とにもかくにも、この世界を

どっぷりと、映画館で味わえて

ヒャッハー!でした ニコニコ