5/31(金)

 

 

@新宿

武蔵野館

第四回カツベン映画祭 にて

 

 

 

 

鞍馬天狗(后篇)

 

 

1928年|日本|31分

 

監督:山口哲平

原作:大佛次郎

出演:嵐寛寿郎、五味国枝、山本礼三郎 他

 

 

弁士(前半):樗澤賢一

弁士(後半):尾田直彪

楽士:坂本真理(シンセサイザー)

 

 

いまブログを書くにあたって

検索してみていたところ

主演の嵐寛寿郎 あらし かんじゅうろう さん

「アラカン」という愛称で親しまれた

スター俳優さん、なのですね〜

 

演目である『鞍馬天狗』は

大佛次郎さんの

幕末を舞台にした

時代小説シリーズで

 

嵐寛寿郎さんが

鞍馬天狗を演じる映画は

46本にものぼるのだそう

( す、すごい 凝視 )

 

そして、二本立ての一本目である

月世界旅行』同様、100年近く

(正確には96年)も前の映画を

映画館で、弁士の語りと

楽士の演奏とともに

味わえる贅沢たるや 照れ

 

 

今回は、后篇、ということで

前段(前編?)があっての

後半戦らしく

 

弁士さんが、はじまる前に

前段の流れと、それから

倒幕派、佐幕派、等の

登場人物たちの立ち位置も含めて

簡単に説明してくれ

 

ふむふむ キョロキョロ となりながら

いざ開幕

 

 

邦画の無声映画は初鑑賞で

まずそこに感じ入りつつ

 

楽士さんが、まさに邦画らしい

音楽を添えてくださるので

雰囲気もバッチリ

 

 

見どころはやっぱり

チャンバラでしょうか

 

待ってました!の声が

聞こえてきそうな

キレのいい大立ち回り

見映がよく

 

 

それから、嵐寛寿郎 演じる

鞍馬天狗のおじちゃんが

罠に嵌められて大変だ!

と駆けつける子どもたち

(かなりたくさん)が

いるのですが

 

その到着寸前で

幕切れとなってしまい

 

えぇー!凝視 

顛末はいかにー!? と

その先がとっても

気になってしまったのでした

 

きっと、この先も

あるんですよね…? キョロキョロ

 

 

上記の通り

語りの弁士さんは

おふたかたのリレー形式

 

樗澤賢一 ぶなざわ けんいち さんは

2020年デビュー

 

尾田直彪 おだ たかとら さんは

2021年デビュー

 

とのことで

フレッシュなおふたりで ニコ

 

 

特に後半の尾田直彪さんは

2000年生まれ(24歳!)の

最年少の弁士さんとのことで

 

なんだかもうそれだけで

 

ここ一年くらいの

にわかではあるものの

 

活弁を好むものとしては

とってもうれしくなってしまう ニコニコ

 

この活弁の魅力と光を、次代へと

絶やさずに繋いでいくべく

(まさにリレーであるな、と思いつつ)

ぜひとも末長く活動、活躍

光り続けていただきたいなぁ、と

思ってしまったのでした

 

 

 

 

 

と、ここまでが

第四回カツベン映画祭

幕開けのAプログラム

(二本立て)で

 

続いて、Bプログラムへ〜 ニコニコ