5/8(水)

 

 

@日本橋

TOHOシネマズ

午前十時の映画祭(夜の部)にて

 

 

 

 

ティファニーで朝食を

 

 

1961年|アメリカ|114分

 

監督:ブレイク・エドワーズ

脚本:ジョージ・アクセルロッド

原作:トルーマン・カポーティ

音楽:ヘンリー・マンシーニ

出演:オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペパード 他

 

 

 

 

オードリー・ヘプバーン演じるホリーの

有名なスチール ↑ は目にしていて

そのイメージのまま

あまりお話はよく知らず、で

初めて観たらば

 

そのスチールやタイトルから

私が勝手にイメージしていたのとは

だいぶ違うお話なのね〜、となりつつ

 

冒頭で流れてくる音楽は耳慣れていて

あぁ、この映画の音楽だったんだな〜、と

 

 

いまでいうところの

パパ活で生計を立てていて

パリピでもあるホリー

(オードリー・ヘプバーン)

 

ティファニーで朝食を食べられるくらいに

セレブになりたいと願っている彼女が

名なしの猫と暮らしているアパートに

 

売れない作家の青年ポール

(ジョージ・ペパード)が

引っ越してきて

 

このポールはポールで

お金持ちのマダムのパトロンがいて

生活の面倒を見てもらっている、という

こちらはいまでいうところのママ活?

 

と、そんな共通項もあるふたりが

関わりあい、紆余曲折あったのち

やがてー

 

という、ラブストーリー

 

 

私の中のオードリー・ヘプバーンの

勝手なイメージとは

かなり印象の違う役柄で

ちょっとビックリしつつも

 

名演技だった、彼女が飼っている

名なしの猫ちゃん同様

自由気ままに周囲を振り回し魅了する

猫のような存在感

 

そして、猫ちゃんが名なしのように

ホリーもまた自分のことを

名なしだと思っていて

名ありになりたい

 

それが、劇中では

=セレブになりたい、だったけれど

本当にほしい名はそれじゃない

というところに、たどり着くお話

でもあるんですねぇ

 

 

観ていてつい考えてしまうのが

日本版をつくるとしたらばキャストは…

だったりするのですが

 

ふっと『月曜日のユカ』の

加賀まりこさんが浮かんできて

 

というか、この感じ ↓

 

 

あれこれもしや

結構意識してつくられている…?

 

お話の感じ、というか

ホリーとユカのキャラクターの感じ

(幸せや愛を求めているのに

その求め先や、求め方を間違っている)

とかも、似通っているような… キョロキョロ

 

 

話を戻して

 

日本人ぽい名前にしているけれど

日本人にはなかなかいないだろう

名前になっている

(これ割合とよくありますよね 笑)

ユニヨシ(ミッキー・ルーニー)

(秋吉とか国芳とかなイメージ?)が

 

ちょっと日本人を揶揄しているというか

バカにしている風? なのがちょっと

哀しくなりつつも

 

オードリーの衣装や髪型はもちろん

 

タクシーの車の形とか

部屋の壁紙の柄等、レトロな魅力

 

そうそう、オードリーが

しながら寝ていた

タッセルが付いている耳栓や

 

万引きのくだりの

お面なんかの小物も可愛くて

そんな見どころも

 

 

ところで

トルーマン・カポーティの原作は

映画とはかなり別物らしく

それがちょっとどんななのか

いま気になっています キョロキョロ