12/25(月)
@池袋
新文芸坐 にて
東京ゴッドファーザーズ
2003年|日本|92分
監督・原作:今敏
脚本:信本敬子、今敏
声の出演:江守徹、梅垣義明、岡本綾 他
ずっと気になっている
今敏 こんさとし 監督作品
このタイトルは
数年前に名画座(早稲田松竹)で
かかっていて
意気揚々と出かけたものの
あえなく玉砕 していたので
わーーー と
飛びついてしまいました
そして、鑑賞に際して
脚本担当のところに
大好きなアニメーション作品である
『カウボーイビバップ』等の
いまは亡き、信本敬子さんの
お名前を発見し、重ねて
わーーー となったりして
左から
・元ドラァグクイーンの
オネエのハナちゃん(梅垣義明)
・家出少女のミユキ(岡本綾)
・自称(←)元競輪選手の
ギンちゃん(江守徹)
新宿でホームレスとして
暮らしているこの3人が
クリスマスの夜に、ゴミ捨て場で
赤ちゃんを見つけたところから
はじまるストーリー
「きよしこの夜」から勝手に
「清子」と命名したその赤ちゃんの
親を探して、の珍道中なのであるが
や、ほんとに、見事に
珍道中なのである
わらしべ長者風に
あれやらこれやらが繋がり、錯綜し
そして
赤ちゃんの両親を探しているうちに
ミユキやギンちゃんの
会いたいけれど会えない的な関係の家族も
その捜索網のなかに
からまり入ってきたりもして
とにもかくにも
予告編 ↓ を見ていただけると
わかると思うのだけれども
顔芸ばりの表情変化な
オネエのハナちゃんを筆頭に
キャラの立った3人と
その間で交わされる
ポンポンとした会話とに
つかまれてしまい
また、コメディタッチな
描写や展開、台詞の間、
言い回し等々もあって
あっちこっちで吹き出したり
クスクスしてしまったりで
すっかりとこの珍道中
楽しんでしまったのでした
それから、ちょうど
お話のはじまりである
クリスマスの日に
劇場で観られたのも
とてもうれしかったです
新文芸坐さん、有り難う!