映画の前には … 麺喰い 
この日の映画館は＠新宿
ピカデリー
そのすぐ近く
通りを挟んで向かい側の
ゴールデン街に
以前、いまはなき渋谷店と
TOHOシネマズ新宿から近い
訪れたことのある
「すごい煮干しラーメン凪」さんの
「新宿ゴールデン街店本館」がある
というのを Googleマップでの検索で
発見！し
いそいそと向かってしまいました 
初めての来訪だったので
曲がるべきところを曲がらず
通り過ぎてしまったり；しながらも
無事に辿り着きました！
「すごい煮干しラーメン凪」さん
新宿ゴールデン街店本館
ここに辿り着くまでも、辺りは
外国人観光客の方たちでいっぱいで
お店は2階なので
階段を登ろうとしたら
降りてきたのも外国人の方たち
（この方たちはアジア系だった）
その方たちが
降りきるのを避けて待ち
そして、安定の
避けて待っていたことへの
「thank you！」というフレーズを
やっぱりこの
さらっと自然に「thank you！」
が出てくるのは素敵だよなぁ、と
改めて思いながら
ニコッ、ペコッ、と受け取りつつ
ひとりしか通れない幅の
狭い階段を登っていくと
その上がりきったところに
食券機
ただ、おそらく
直前に上がったらしき
親子連れかな？な
白人系の外国人女性が
食券購入中で
あがってきた私に
気がついたその女性が
私、三人分、食券購入するので
先にあがって、中に入って
というような文言とジェスチャーが
あったものの
この狭さからするとおそらく
ここで食券を購入してから
席に着くのが流れとして
スムーズだろう、と思い
いえいえ、どうぞお先に
購入してしまってください
というような文言と
ジャスチャーを返して
階段途中で待機
その後、その女性が
食券を購入し終わったところで
階段をあがりきって
食券購入し
店内に入ったところ
ものすごーく、狭い！
確かにGoogleマップのコメントで
それも外国人観光客らしき方のもの
（翻訳のもの）が多かったのだけれど
ちらほらと「狭い」と
言及されていて
そのコメントからなんとなく
想像はしていたものの
それ（想像）以上に、狭い
席に着くには
ぶつからないように気をつけて
ほそーくなりつつ
そして、そもそも
着席している方たちは
それを察して
身を引っこめるような感じ
私はちょうど窓際の
コーナーのところの席
だったのだけれど
その奥、角を曲がった先
（窓正面）にある2席のうち
奥の席は、その隣の席に誰かが座ったら
出られなくなってしまうような席
だったりして
これはすごい … 
テーブル自体も
30センチはない狭さ
（25センチもないだろうか）で
必然的に、その下の
脚をおさめるスペースも同様で
どうにかこうにか
かなり窮屈ながらも
身体を収納して落ち着いたところ
そう、ここで
うっかりさんだったのですよ；
自分がおさまったのをいいことに
ほっとしてしまっていたのですが
私のすぐ後に来店した方が
その私とコーナーを挟んだ
窓際の席で
前述の通り、かなりの狭さなので
身体がおさめられず
四苦八苦していたようで
察することができず
本当にゴメンナサイ；
だったのだけれども
それに気がついた店員さんの
「すみません、ちょっとずつ
ズレてください」の声で
私も含めて、同じカウンターに
着席していた人たちが
一様に少しずつズレて
どうにか、その方、無事に着席
そんなこんななので
カウンターから
メニューが提供されるときや
食べ終わった食器を
カウンターに戻すとき
退店するとき等
もうみんなで察して、避けたり
惨事にならないように
なにかあればフォローするぞ
と見守っていたり
「すみません」
「ありがとうございます！」
が飛び交う感じで
なかなかない距離の近さ＆
譲りあいの空間
この稀に見る狭さも相まって
これはなんだかある種の
アトラクション的体験かな？と思う
そんな空気に飲まれて、か
私の隣に、あとから来店された方
初めてだったようで
店員さん
（アジア系の外国人の方でカタコト）
からの
「辛いの平気ですか？」の問いに
「辛さ選べるんですか？」と
問い返していて
あれ、これ、このカタコト対応の感じで
このあとのやりとり、スムーズにいくのかな？
と、瞬間的に、心配になり＆
おせっかいの虫がわいてしまい
ちょうど隣の席の方だったのもあり
こう「かかっている」という
ジェスチャーをしつつ
「辛いタレがかかっている感じです
（それをかけるか、かけないか
という選択です）」というコメントを
してしまい；
よくよく考えれば、店員さん
こういったやりとり、おそらく
頻繁にしているはずなので
私が口を挟む必要はなかったのかな、と
あとから思ったけれども；
その私のコメントを
特に不審がることなく
「あ、それなら大丈夫っす（OKっす）」
と店員さんに返していたので
ほっ 
前置きがながーくなってしまいましたが
そんなこんなのこの日のチョイスは（も？）
煮干しラーメン（1,000円也）
ひさしぶりに食べたけれども
いやぁ、もう、この
煮干しの苦みもしっかり効いている
ガツンとした
にぼにぼスープ 
たまらぬん！ 
のです
ところで、このともすれば
魚臭い味わい、外国人観光客の方の
お口には合うのかしらん
と気になってしまったけれど
海外にも、ナンプラーとか
アンチョビとか
魚臭いものはあるから
意外と平気なのかな
それからやっぱり私この
ちょびっとだけ入っている
5センチくらいはありそうな
幅広のいったん麺
つるとろな食感も相まって
とっても好き 
なのですよね〜
メインの麺も美味しいけれども
丼いっぱい、いったん麺でも
いい感じ
と改めて思っていたらば
くだんの、角を挟んで
お隣の方が食べていたのが
「昆布水つけ麺」で
その麺が、この、いったん麺的
麺だったのですよ〜〜〜
失礼ながら
そ、それは…！ と
ガン見してしまったほど
気になってしまい；
いや、食べたいです！ それ
てなもんで
期間限定なのかな と
そわそわしている
きょうこの頃
ちなみに、もちのろん！で
完飲の完食！でした
丼の底から現れたる
「我が煮干に一片の悔いなし」
いやほんとに
悔いなき美味しさ
幸せであります
店員さんはふたりいて
どちらもアジア系の外国人
（カタコト）だったけれども
退店時もニコニコしながら
声かけしてくれて
とっても感じがよく
前述の通り
譲りあいの素敵空間だったのもあり
（この環境、ともすれば、…んだよ！とか
チッ、とか、イライラしてしまう人も
いたりすると思うので）
これまたよきタイミングを
得てしまった日でありました
お帰りは気をつけて
「行きはよいよい、帰りは怖い」の
フレーズを思い出してしまったけれども
転げ落ちそうなほど
狭くて急な階段なのでした 
そして、外に出たらば
このお店と隣の建物との間に
ずら〜っと
入店待ちの行列ができていて
ビックリ 
私は特に並ばず入れてしまったけれども
それもまたラッキーなタイミング
だったのかしらん
そして、その入店待ちの行列
ほぼほぼ外国人観光客の方たちで
建物と建物の間の細く暗い路地に
ずら〜と、縦に並んでいる姿
なんだかシュール、というか
外国人エージェント襲来の図？
ちょっと、映画の
ワンシーンのようでもあったりして
なんともおもしろかったです
