6月の母とのおでかけ記録
ちょうど1ヶ月くらい前かな
母が通っている水彩画教室の先生が
日本画の個展を開くというので
母といっしょに行ってきました
会場は、上野の松坂屋
まずは、なんともレトロな
エレベーター周りに
テンションがぐいぐいとあがってしまい
(右)奥野ビルと同じような
針が動くタイプの
エレベーターの籠が
いまどこにいるのかを示す
階数表示版に
(左)これまたなんともレトロな
「上り」「下り」のランプ
エレベーターが到着すると
「上り」なのか「下り」なのかを
ランプが点灯して教えてくれます
母が気がついたのはこちら
掲示板のタイトルの「御案内」の文字が
現代(いま)ならば、左からのところ
右からの文字並びになっているレトロ
「上り」「下り」のランプも相まって
なんともタイムスリップしたみたいで
楽しい
そんなエレベータに乗って会場へ
これは日本画展のDM
この絵も展示されていたのですが
実物はもっとグッとやわらかな感じ
この猫ちゃんも、モフモフ
なでなでしたい〜 と思ったのですが
他にも、柴犬ちゃんがいたり
小鳥がいたり、思わず手を伸ばして
触れたくなってしまうような
動物たちの姿が印象的でした
私が一番惹かれたのは
ゴールドの背景に、黒い牡丹の花
その横に白猫が描かれている
大きいサイズの作品
どこかちょっぴり不穏さもあるような感じが
好みであったりもしたのですが、意外にも
ギャラリーの方によると
「黒牡丹」も「白猫」も
幸運(あれ、吉兆?だったか?)
とにかく、よい象徴、モチーフらしく
そうなんですね〜 と驚きつつ
こんな絵が飾れるような
素敵なおうちに住めたらねぇ…
と妄想するなどしておりました
ちなみに、母は
小鳥と植物が描かれている作品を
ひとつお迎えしていて
いまごろは実家に飾られているのかな
後ろ姿の小鳥の視線を追って
その目線の先の植物へ
さらに、その向こうへと
心や思考を飛び立たせてくれるような
そんな雰囲気
奥行きのある作品で
絵は心の窓でもあるんだなぁ、と
思ったりしました
続く