やっとこさ今週

(になるのか、それとも先週になるのか?)

ひとり映画部は ……… 3/18

 

 

 

Bunkamura のアンケート応募()が

またしても当たりまして

 

もしかしてあまり応募する人

いないのかな…?なぞと思いつつ

(だとしたら狙い目なのかも?)

 

前回はその当たった招待券を引き換えて

「ヴィクトリア女王 最期の秘密」()を

観たのですが

 

今回も期せずして女王の物語

 

 

ふたりの女王 メアリーとエリザベス

http://www.2queens.jp

 

 

 

 

 

とりあえず先に苦言を

 

邦題や、チラシやポスターのこの構図から

女王同士の争いがメインなのかと

思っていたので

 

観ていて …あれ? となったのですが

 

原題「Mary Queen of Scots」が示す通り

お話としては、メアリーが主人公で

その波乱万丈な人生模様がメイン

 

相対する女王として

確かにエリザベズも描かれてはいるのだけれども

比重としては圧倒的にメアリー

 

なので

 

う〜む

なぜにこの邦題と

広告ヴィジュアルの構図に

なってしまったのか

 

看板に偽りあり、な感が否めず

 

 

 

 

 

シアーシャ・ローナン演じるメアリーは

凛としていて美しく

 

その強いまなざしや

最期まで毅然としていた姿が

印象に残っているけれども

 

歴史に明るくないので

どこまで史実に即しているのかは

わかりませんが

 

取り巻く男たちの陰謀や策略に翻弄され

幾重にも傷つきながらも

意志のある女王として生きようと

あがく様は見ていて苦しくなり

 

特に

「そんなの心が死ぬ…!」と思った

あるシーンがとても辛かった…

 

かと言って、きっと

この映画で描かれている

対照的なエリザベスのような生き方は

できない人だったのだろうなぁ、と

 

 

とにもかくにも

過酷な運命に揉まれながらも

必死に生きようとする

メアリー=シアーシャ・ローナンに

痛々しくも、気高さと美しさを感じる映画

でした

 

 

 

 

 

ところで

監督のジョージー・ルークが

イギリス演劇界のトップ女性演出家

とのことなので

 

大胆な演出だったのかなぁ、と思うのですが

貴族の役に黒人、侍女の役にアジア人

という配役は、やっぱりちょっと(いやだいぶ?)

違和感…