昨年末
とうとう手に入れて
しまったのです
透明標本
綺麗なブルーと
それから
二匹、番うように入っているのにも
後押しされて
初めてその存在を識った
博物館では
標本のひとつを
選ぶことができず
書籍を購入
骨って、骨格って
このうえもなく
ウツクシイのです
書籍の冒頭に記されている言葉に
深く、深く頷きます
「それは、人工物には
到底真似できない、
神のみがデザインできる
芸術品にさえ思えるほど…。」
透明標本とは
「本来は、特殊な薬品につけることで
『筋肉を透明化し
軟骨を青く
硬骨を赤く染色する』
という骨格研究の手法です。」
—冒頭の序文より
この形を目にしたときから
私も骸になったら
透明標本になりたい
と想って止みません
[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~/小学館
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