リハビリテーションに関わる人の体軸理論 -18ページ目

リハビリテーションに関わる人の体軸理論

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まず、人間の身体が効率的に動くためには、体軸が必須という理由を説明していきたいと思います。


機能的な身体の使い方の前提条件として「身体中の筋肉・骨格などのパーツを動員できる」ことが大事です。


これが“体軸”の作用です。


身体意識の発達している個所は、筋肉が活性化しています。
例えば、手です。
手は、足よりもずっと濃い意識があります。また、スポーツ特性もあります。


どういうことかというと、身体が上手く使える部分は、意識が発達しています。


《意識ができて活性化された筋肉は、弛緩と収縮が上手く行えます》


そして、背中の意識が弱い方が現代社会特に多い。
体軸は、背骨付近を通っています。つまりここに意識が形成されると背骨についているたくさんのインナーマッスルが活性化されます。


理想的な筋は、必要な時に素早く収縮でき、弛緩しなければいけない時に弛緩している状態です。


もう20世紀の古い概念は捨てる変革期です。
来る日も来る日も筋肉をつけ、エアロバイクや走り込みの時代は終焉です。


これからの時代必要なトレーニングは、身体の機能面を高めること。量(筋肉)ではなく質(動き)を求めていく必要があると思います





[速く走る方法]

こんにちは。高橋龍三です。
現在、マラソンの愛好者が増えていますね。
「走るコツ」のような理論もたくさん発表されています。

「走」動作は、多くのスポーツのベースになる運動なので、「走」動作を理解できれば、各スポーツのパフォーマンスアップの近道になります。

「走」動作は、一歩~100km以上と色々ありますが、ここでは、各「走」動作全般に共通する動きのコツをお伝えしようと思います。


前回は、引退間際の大学院生、坂巻隆宏さんのお話しでした。
https://www.facebook.com/taijiku/posts/212285148931124

今回も、坂巻隆宏さんの事例をもとにお話しします。
(短距離、中距離、長距離とも、役に立つ話だと思いますよ。)


先日、2度目、3度目の施術を受けにいらっしゃいました。

坂巻さんは2013年9月15日にリレーで400m走ったのですが、自己ベストを0.3秒縮めたそうです。
(坂巻さんの専門は800m)

自己ベストって、そうそう出るものではなく、まして引退間際に専門ではないリレーで自己ベストを0.3秒縮めるのは、驚異的な結果です。先日は800走の自己ベストを3秒も縮めましたからね。

800mの大会は1度目の施術の後、

リレーは3度目の施術の後でした。

2度目と3度目の施術で何をしたかというと、

股関節の内側(小転子)をさわる、

くるぶしの下でコアステップ棒を踏む、
http://www.amazon.co.jp/コアステップ棒で踏むだけダイエット-マガジンハウスムック-高橋-龍三/dp/4838786743


これだけです。

前回の記事で、みぞおちを意識すると腸腰筋群の上端(起始)が機能するというお話しをしました。
*こちらの記事もご参照下さい。
https://www.facebook.com/taijiku/posts/214020915424214

股関節はこの腸腰筋群の下端(停止)なのです。
みぞおちと股関節を意識化するということは腸腰筋群の両端を意識するということ、

つまりこれは、『腸腰筋群を意識的に使用する方法』だということです。

今まで様々な腸腰筋群をはじめとするインナーマッスルを鍛えるが方法が唱えられてきましたが、

『使用法』に言及したものは見たことがありません。


「インナーマッスルを鍛えたけれど、使えない」


そのような方がほとんどだったということです。


実際の使用法はとてもシンプルで、

ただ単に、


『触って意識する』


これだけです。

これだけなのですが、セラピストやトレーナーの方にとって気をつけた方がいいことがあります。

前回、

1,みぞおちに股があるようにイメージして走る。
(この中に、「腰から前に出る」ということが要素として含まれる)

2,走法時に意識の中心を乳頭間にもってくる。胸から前に出るように走る。

というお話しをしました。
このように「重層的」に考えないと、シンプルな結論を導きだすことができないのです。


今回は、



-体軸-
  |
-胸の意識-
   |
-みぞおちの意識-股関節の意識
-足裏の意識-



このように考えているのです。
すべてを平面的に意識しているのではありません。


× -体軸-胸の意識-みぞおちの意識-股関節の意識-足裏の意識-


このように、平面に並列に考えていては、思いつかないのです。

「まず体軸があって、走るためには胸の意識が必要で、その下部の要素として、みぞおちの意識、股関節の意識、足裏の意識があるよな...。」

と、階層的に考えるのです。
これがなかなか難しく、どうしても平面的に考えてしまいます。

今まで何度かお話ししていますが、これを『瓦重構造』と言います。
*『瓦重構造』は高岡英夫先生の理論です。

今後、考え方の事例をたくさん出す予定です。
ですので、専門家のみなさまは、最初は事例を丸暗記して下さい。
いくつか事例を丸暗記して、実際に現場で使ってみると、だんだん理解することができると思います。


選手やスポーツ愛好者のみなさまは、


『走る前にみぞおち、股関節の内側を触る、できればコアステップ棒も踏む。走る時は意識の中心を胸にもってくる。たまに、走る最中も、みぞおちや股関節を意識してみる。大会などの本番は、胸だけ意識する。他の場所は意識しない。他の場所の意識は練習の時のみとする。』

このようにしてみて下さい。
そうすれば、短距離、中距離、長距離とも速く走ることができます。



次回は、「走るフォームについて」です。



シドニー五輪オリンピック 女子マラソン優勝の高橋尚子選手の走り

ゴールのあとは疲れを感じさせない爽やかな笑顔と
42kmは楽しかったという余裕を感じさせるコメントでした。


今回は優勝に繋がった走りにはどのような身体のメカニズムがあったのかその1つのポイントをお伝えしたいと思います。


この時の高橋選手の特徴的なフォームは

「脇が開かず体側につけるような小さな腕の振り」

でした。


実はこの肩・腕の使い方にこそ後半にも強い優勝に導いた走りがあります。


肩の構造は体幹である胸骨に唯一鎖骨が繋がっています。
肩甲骨も上腕骨も体幹の骨とは直接関節として繋がっていません。


つまり「肋骨」と「鎖骨–肩甲骨–上腕骨」間はほぼ筋で繋がっています。


高橋尚子選手は、上腕骨で腕を振っているのではなく、
もっと身体の中央であるこの「肋骨」と「鎖骨–肩甲骨–上腕骨」の面をずらすように柔らかく使うことで、結果的にあのような腕の振りになっていたと言われています。


多くの方は「肋骨」と「鎖骨–肩甲骨–上腕骨」の面は筋が硬くなり滑らかく動かすことができない状態です。


この面が高橋選手のように滑らかに柔らかく動くことで、

・上肢の無駄な力がぬける
・肋骨面のわずかな動きが脊柱の柔らかい動きに繋がる
・肋骨・脊柱が柔らかいため走行時の床からの衝撃を吸収できる
・脊柱、肋骨により床からの衝撃や反力を吸収できることで、
 下肢の筋でのブレーキが不要のためスピードが落ちない。

ということに繋がります。


肩の機能は上肢を使い作業するときだけではなく、
走る、歩く、立つなど基本的な動作で身体に影響をします。


肩関節疾患の方をみる際は「歩行」時の上肢の振りも評価すると
改善のきっかけに繋がりますので、ぜひご活用下さい。





前回頸椎症OPE後の特徴を踏まえたアプローチについて説明いたしました。


見ていない方、忘れた方は以下をご覧ください
http://ameblo.jp/refuriha/entry-11602637867.html



そこで頸椎症OPE 後のアプローチではインナーマッスルを萎縮させない事がとても重要だとお話させて頂きました。



今回は前回の続きとして、頸椎症OPE後のインナーマッスルを萎縮させない様にするアプローチの理論についてお話させて頂きます。



まず頸部のインナーマッスルの代表と言えば、頸長筋、後頭下筋群、頸部多裂筋が挙げられます。その他には舌骨上筋、舌骨下筋、頸版状筋、頭板状筋などがあります。



これらの筋群は動きの中で反射的に動くという特徴があります。



この反射のメカニズムは主に頭頸部の動きによりインナーマッスルの筋紡錘が伸張される事により起こります。



その為、通常は出来る限り動かす事がとても重要になります。



しかし・・・今回はOPE後で固定している状態・・・

もちろん頸部を動かす事はできません。



ではどうするか?



ここで重要になるのは、反射を起こすメカニズムです。



先程、インナーマッスルの筋紡錘が伸張される事により反射が起こり収縮するメカニズムを説明いたしました。




しかし、頸部のインナーマッスルを収縮させるメカニズムは他にもあります。



それは眼球運動による反射です。左右の眼球運動は後頭下筋群への反射が起こり、上下の眼球運動は頸長筋、多裂筋の反射を起こします。



その為、OPE後早期から眼球運動を取り入れる事がインナーマッスルの萎縮の予防の第一歩になります。



是非臨床で活用してみてください。


最後までお読み頂きありがとうございました。


【『胸骨』から肩関節の機能改善】


肩関節を構成している肩甲骨は、胸郭上を胸鎖関節と肩鎖関節を軸に自由に可動しています。



この自由度の高い肩甲骨の自由度が低下してしまうと、「肩関節の可動域の低下」、目的を遂行するために「肩甲上腕関節の過負荷な運動」を生んでしまいます。



この反復的な肩甲上腕関節の過負荷な運動は機能障害を併発させます。



したがって、ある程度自由度の高い胸郭が形成されていないと、肩甲骨の動きが低下し、肩関節は本来の動きを伴えません。





体軸が形成されるために最も重要なことは


『緩むこと』


そして、体軸を形成するにあたり、重要な筋肉が、昨日も取り上げられた「腸腰筋」です。





腸腰筋が胸郭に対して機能するためには、腸腰筋と連結している「横隔膜」が機能する必要があります。



さらに、横隔膜が機能するためには、そもそも「胸郭自体の柔軟性」がなくてはなりません。





現代人の胸郭はストレスや日々の姿勢で非常に固くなりがちです。

・猫背姿勢
・デスクワーク
・携帯電話の操作
・仕事
・人間関係...etc





今回は、胸郭の一部である「胸骨」にフォーカスしてアプローチをします。



昔からの言葉で胸が熱くなる、胸が躍る、胸が騒ぐ、胸が裂ける、胸が張り裂ける 、胸を痛める、など胸は感情を伴う成句が多くあります。



そのため、胸骨は感情やストレスを敏感に感じ取る部分と言われております。


構造としては、発生学上バラバラだった骨が癒合して形成されている骨です。



そこで、胸骨にそっと手をあて、『胸骨がバラバラに動くことを意識』しながら呼吸を優しくアシストしてみてください。



胸郭が少しずつ緩んできます。



胸骨が緩むことにより、

①胸郭の柔軟性向上
②肩甲骨の自由度の向上
③肩甲上腕関節の過負荷の低下
(ストレスの軽減)

を生み出します。



円背姿勢の方、ストレスを感じ、胸骨が縮こまっているような方は是非自分で試してみてください。



※胸郭の形状、器質的な障害などがある場合、効果に個人差はあります。

※異性の胸骨に触れる場合、その方の手をお借りするなどご配慮下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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