体幹部の中心にある「中心」は、まず股関節です。
人間の体重を支え、その足で行われる身体運動というのは、力学的に股関節を通して行われます。
足部からの運動を体幹に伝えるためには必ず、股関節の運動を通さなければなりません。
股関節のまわりの筋肉が硬直化して筋肉と骨格が同質化し、自分での股関節の意識が薄れている場合はここを視点にした運動が行えません。
ただ顕在意識レベルで股関節がどこにあって、どう動いているか考えながら動いている人はそういません。
潜在意識の中で股関節の意識がしっかりある必要があります。
イメージの中でも身体が組織分化できずに同質化してしまうと、身体の動きはそのイメージを反映したものとなってしまうのです。
イメージ化できないと股関節周囲にある筋肉などもそれぞれ自らがもっている機能をうまく発揮できません。
「骨で立つ」というイメージができれば、最低限の筋出力で姿勢を保つことができ、その結果必要なときに必要な分だけ筋出力を利用して運動を遂行することができます。
特に股関節は体幹の中心であるため、よりこの意識が必要になります。