「足のむくみ」
人の体は、心臓から血液が全身の細胞へ動脈という道を使って酸素や栄養分を届けるために送り出されていることは有名ですよね!
、
まず大きな大動脈を経由して末端の毛細血管へ届ける・・
同時に細胞から排出された二酸化炭素や老廃物を回収して、
静脈という道を使って心臓に血液を戻します。
この流れの中で、足を流れ心臓に戻る血液は、重力に逆らって心臓に戻らなくてはなりません。
そしてこっちの方が大変です。だって重力に逆らわないといけないんですから。
下へは楽に落ちていきますが、上へ上がる方が大変なもんです。
そこで血液を戻すためのポンプの役割を果たすのがふくらはぎの筋肉なのです。(よく第二の心臓って言いますよね♪)
人間の下半身には全体の7割もの血液が集まっていて、ふくらはぎの筋肉が動くことで血液を心臓に戻します。
つまり血液を心臓に戻すには、ふくらはぎの筋肉を伸び縮みさせる必要があります。
これがなんらかの理由でうまくいかなくなるとふくらはぎで血液やリンパ液の流れが停滞して足がむくみます。
むくみの原因を考察。
むくみには、一過性(一時的)なものと、慢性的(いつでも)なものがあります。
【一過性のもの】
病気が原因のむくみ以外は生活習慣に原因があるといっても過言ではないと思います。
そしてこの一過性のむくみこそ、リフールの現場では一番多いパターンになります。
就業環境の変化
昼夜逆転の仕事環境
日常生活での夜更かしなどで寝不足、、
不規則な食生活
ファーストフード、インスタント食品中心の食生活による栄養の偏り
肥満傾向になるか過度なダイエットで痩せすぎ傾向m(__)m
そこに、、
運動不足が加わり、
筋肉が衰え、
肌もハリが無くなり、
・・・まぁこれだけ重なるとむくみだけではすまないと思いますが(^_^.)
簡単に言えば、寝不足、運動不足、栄養の偏り、ストレスはむくみの大きな原因になるってことですね。
ちょっと掘り下げて、お客様に多いパターンをいくつか書いていきます。
■当店ナンバーワン!!!長時間同じ姿勢でいる
立ち仕事やデスクワークなど、ずっと同じ姿勢の状態でいると、ふくらはぎの動きが少なくなり、
筋肉の収縮、弛緩作用によるポンプ機能がうまく働かなくなってしまいます。
その結果、足の血液が心臓に戻りにくくなり、うっ滞してむくみに繋がります。
■当店ナンバーツー!! 運動不足による筋力の低下およびポンプ機能低下。。
運動不足によってふくらはぎの筋肉が衰えると、筋肉ポンプ機能が低下し、足の血液を心臓へ送り戻す効率が悪くなります。
■ナンバースリー 冷え。
体の冷えは血管の収縮を起こして、血行不良の原因になります。
結果、足の毛細血管まで血液が循環しなくなります。そのため血液やリンパの流れが滞ってしまい、むくみ・・・につながります。
(特に冷気は下に溜まるので当店ナンバーワンの”長時間同じ姿勢でいる人”とのコラボは計り知れないです。)
■体温調節不足(特に夏場。。。)
エアコンなどで温度変化のない環境の中で過ごしていると、体温を調節する発汗などの自律神経の働きが鈍くなり、
これもまた水分代謝が低下し、むくみの原因になります。
■女性特有のむくみ
女性は男性よりも足がむくみやすい傾向にあります。
ふくらはぎの筋肉ポンプが弱い傾向や妊娠や生理など、ホルモンの影響も受けやすい言えます。
妊娠によるむくみ:妊娠中は足のむくみを感じやすくなります。実際にリフールへご来店されるご妊婦様の主訴は
むくみの辛さが1番か2番を争います。
生理によるむくみ:原因はホルモンと言われてます。排卵と生理のサイクルに大きな影響を及ぼしているのが、2種類の女性ホルモン。
生理が終わってから排卵までは卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が多い時期で、「卵胞期」と呼ばれます。
また、排卵後から生理までは黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が多くなり、「黄体期」と呼ばれます。
この黄体ホルモン(プロゲステロン)というホルモンの分泌量が生理前になると多くなります。結果、、、余分な水分が体に溜まりむくみやすくなります。
■過度なダイエット
過度なダイエットによって足の筋肉が弱ってしまう状態もこれと同様に、ポンプがうまく働かない結果となってしまいます。
■塩分(ナトリウム)の摂りすぎ
有名ですね。
味の濃い、塩分の高い食べ物を摂りすぎるとむくみの原因となります。
塩分には水分を抱え込む性質があり、余分な水分をうまく排出できなくなり体の中に溜まってしまいます。
(岩塩などその他ミネラルが一緒に摂取できる場合は【特に体内の塩分を排出する働きがあるカリウム】そこまで影響はでませんが、限度が過ぎればやはりむくみます。)
■ビタミン、ミネラル、たんぱく質の不足
現代人、最近は警鐘を鳴らしているテレビなどが増えてたんぱく質の意識は増えてますが、まだまだ少ない傾向の人はいます。おいしい物は糖質と脂質で~(略)
またミネラル成分のカリウム、カルシウム、マグネシウム。
ビタミンの中でも、特にむくみに効果が期待できるビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種類)
これらのビタミンB群は、相互に関係して身体の代謝を良くする働きをしますので、少ない傾向があるとむくみが出やすくなります。
■アルコールの摂りすぎ
言わずもがな、アルコールは分解工程に水を多用に使うことから飲みすぎると体の水分が失われ、血液濃度が高くなります。
体は危険を回避するために血管内に水分を取り込み、血液濃度を低くしようとします。
この時に取り込んだ水分の一部がむくみとなります。(飲む人は翌朝むくんだ経験・・ありますよね)
はい次に、、、
【慢性的なもの】
一過性(一時的な)むくみの原因に当てはまらず、
むくみが一日中持続している
むくみが何日も続いている
足の血管がボコボコ浮き出ている
足の痛みがともなっている
顔やまぶたがむくむ
尿の出が悪い
坂道や階段で息が切れる、疲れやすい
上記の様な場合は、
当店の筋肉ケアでは効果が期待できない可能性がありますので、
一度浮腫(むくみ)の専門外来を受けてみてください。
最後に、、
☆☆☆むくみ対策☆☆☆
むくみを解消し予防するには、むくみやすい生活を改善することが必要です。
予防をすることで、むくんでしまっても、程度を和らげることができます。
■マッサージ・ストレッチ
ふくらはぎに溜まった余分な水分や血液を心臓に戻すようにしましょう。
リフールの足つぼコースやボディトリートメントが効果が高く、施術後むくみが減少してことをすぐに体感できる思います。
ふくらはぎは繊細な筋肉の集まっている部位ですので、無駄に力は加えず、丁寧に血液、リンパ液の流れを改善していきます。
また、ふくらはぎにある腓腹筋やヒラメ筋をストレッチでほぐすことで、より流れを良くし、血行を促進します。
ちょっと補足ですが、むくみにより足首などの動き(可動域)が悪くなることで、
結果、筋肉ポンプを動かしづらくなります。そしてむくむ。そして足首の可動域が。。。
負のループのできあがりです。
このループからのきっかけとしてもマッサージケアはとても有効なものと考えています。
■食事
水分・塩分は適度に
むくみの主成分である水分、ナトリウムをためないためにも、食生活における水分、塩分の過剰摂取を避ける事が予防の大前提です。
塩分の多い食事は水分の摂取にもつながるので、特に間食でのスナック類やカップラーメンなどは控えましょう。
普段味の濃いものを食べる習慣があるのなら、なるべく薄味にしてください。
また、塩分の排出を促進するカリウムを積極的に摂取し、血流をよくする働きがあるビタミンEも適度に摂取すると◎
有名なの書いときます。
◎カリウムを多く含む食品:アボカド・バナナ・はっさく・いよかん・もも・干し柿・りんご・キウイ・ひじき・昆布・ほうれん草・じゃがいも・にんにく・納豆など
◎ビタミンEを多く含む食品:アーモンド・ピーナッツ・アボカド・抹茶・かぼちゃ・ほうれん草・モロヘイヤ・赤ピーマン・バジル・卵・たらこ・いわし・しそ・ごまなど
■運動
ウォーキングや階段の上り下りなどで、筋肉に刺激を与えて【ポンプ機能】を働かせてあげましょう。
足首をグルグル回してほぐしたり、
仰向けで両足を上にあげてぶるぶると小刻みに動かすなどして、
血流を促進するとよりグッド♪
眠る時に足の下に薄い座布団などを入れて、足を少し高くして眠るのも地味に効果的です。
■体を冷やさない工夫を
エアコンの冷風は、下に溜まりやすいので、思った以上に足の冷えに繋がります。
仕事でデスクワークが多い女性は冷風が直接足に当たらないように工夫しましょう。
■弾性ストッキングの使用
これは賛否あります。着用することにより自身の筋肉をさぼらせてしまい、筋肉の減少につながり結果、筋肉ポンプ作用が逆に弱まることもあります。
しかし、下肢静脈瘤などの疾患のお客様が病院で勧められる場合もあるようです。
つまりケースバイケース・・・・。
当店では夜に着用して朝は疲労感が回復している、
スポーツなどのシーンで使用する場合など、
短期的に使用することをおススメしてます。
■十分な休息をとる
い、言わずもがな。ですね、
睡眠時など、横になると足に溜まった余分な水分が移動します。
そして横になることで循環する血液量が増えます。(下から上へ上がりづらい重力関係がなくなるので)
プラス!腎臓への血液量も増え、余分な水分を尿として排出してくるのでむくみが軽減します。
最後まで読んで頂き感謝です!!
足のむくみで気になる方は相談も無料にて承っておりますのでお悩みの方はぜひご連絡ください。
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