晏夕が控室に戻り
我々は一息ついていた。
が、司会者の方が
アンコールではないですが
晏夕さんが着換えて扉の向こうで待っておられてますので拍手で迎えてください!
と言い
不意を突かれたワシはビックリ。
ディナーショーでアンコールあるんだ!?
と、思いつつ拍手で迎える。

アンコールの曲につなぐスピーチを聞いて
まさかあの曲を歌うのか?
と察した。
あの曲とは?
DREAMIN'
彼女が前の次元である
新生東京パフォーマンスドールだったとき
初めてもらったオリジナル曲である。
もしかして歌うんじゃないかと思っていたが、、、
こんなことがあろうかと実はペンライト用意はしていた
そしてワシは自然と振りコピをしていた。
体が覚えていたのだ。









そして歌い終わると思いの丈を。
その中には東京パフォーマンスドールのことも含まれていた。

その想いを聴いて彼女はもう吹っ切れていたんだなと感じ、
その瞬間ワシも吹っ切れたのだった。