「ブスのくせに!」
と他人に向かっていったことはないし、そんなふうに考えたこともない。
つまり僕は、
「ブスのくせに!」
と発想しない人間であって、これはブログの女性読者の反感を買わないよう周到にことわっているのではなく、本当にそう思わないのだ。
『ブスのくせに!』は姫野カオルコさんの著作です。
実は僕は姫野さんの本を読むのはこれがはじめてで、正直いうと、姫野カオルコさんの名前をこれまで強く意識したことがなかった。
なのでこの本を読みはじめたとき、語り口が男っぽいこともあり、この人、オトコ? と思ってしまったくらいだ。
でも女についてすごい観察力でいろいろ書かれているので、これは男ではない、と確信した次第である(普通はそもそも男だと疑わないよね、すみません…)。
男はいくら女をよく見るったって、こんなふうに観察はしないからねぇ。
女の敵は女だね、あらためてそう思った。
姫野さんは、
「職場でミスしても○○子ちゃんは許される。美人は得よね」
についてそれが正確でないと主張する。
正しくは、
「ミスしても○○子ちゃんは許される。“多くの人が美人だと錯覚する情緒的主観的な要素を内側から出している人”は得よね」
なのだそうだ。
なるほど、と納得しました。