PERFECT BLUE | 幸せな顔をした人のいない競馬場

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~でもあなたはしあわせでありますように~

TSUTAYAに行ったら、今敏監督の追悼として、作品がまとめられていました。


今敏監督の死を、僕は知りませんでした。


監督は1963年生まれ。


膵臓癌だったそうです。


書き残されたもの があるみたいだから、リンクをはっておきます。


『PERFECT BLUE』のDVDに、製作者インタビューの映像が含まれています。


こんな表情や目の動かし方をする人が僕は好きです。


僕が『東京ゴッドファーザーズ』を観たのは監督の死の数日後だったわけですね(→過去記事はこちら )。


遅ればせながらご冥福をお祈り申し上げます。




『PERFECT BLUE』は現実と妄想とが入れ子構造になった、劇中劇のスタイルをもつ今敏のアニメ監督デビュー作。


1998年公開ですが、『パプリカ』と共通性の高いシーンが多いところなどから推測しても、監督の本質的な特徴が発揮されている作品といってよいと思います。


現実と妄想というテーマは僕にとっても大きなもので、過去にも安部公房や中村うさぎさんの著作のレビューなどで触れてきました(過去記事の一例はこちら )。


僕らが普通だと感じている世界は、僕らがつくりあげているものにすぎません。


監督は御自分の死を、現実と妄想の中に、どのように位置づけたのだろう。


テーマがまたひとつ。




タスケテ、


と、


アイシテル、


が似ているのは、特にどんな場面においてなのか?


これは僕が最近考えていることのひとつなのですが、今敏監督の死と『PERFECT BLUE』とは、そのことについて僕に示唆を与えてくれたように思います。