「たえず書く人」辻邦生と暮らして | 幸せな顔をした人のいない競馬場

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『「たえず書く人」辻邦生と暮らして』(辻佐保子 中央公論新社 2008年刊)は作家故辻邦生の妻、辻佐保子さんが辻邦生全集の月報のために執筆した文章を集めた本です。


『背教者ユリアヌス』の冒頭部分のテクストを入れ替え、正しい順序に並べさせる大学入試問題に、

「ぼくだって正解はできないよ」(同書p.40)

と言ったという辻邦生。

トーマス・マンの誕生日である6月6日を選んで結婚し、仕事部屋の入り口にマンの写真を飾っていた辻邦生(同書p.136参照)。


ちなみに僕は事務所の机のカバーに、辻邦生の写真をはさんでいます。