「ナントカカントカ殺人事件」という題名の本を読んだのは小学生のとき以来です。
読んだのはもちろん、中村うさぎさんの作品だから。
このようなライトノベルも面白いです。
うさぎさんらしく、正気と狂気、現実と妄想の境で物語は展開されます。
『イノセント』と『九頭龍神社殺人事件』を比較することは、小説のよしあしを考えるひとつの契機になると思います。
物語のうねりの中で人間というものがあらわになるか、登場人間が物語の推進役を超えられないまま終わってしまうか。
どちらにしても、僕はうさぎさんがつくる世界は好きですけど。