あけましておめでとうございます、彰です。
前回の記事で「心の闇の先に Trial Version2」というゲームアプリの
改善を施した新たなバージョンも制作予定という話をしましたが、
試作版Ⅱのアップデート版の開発が移植作業以外終了しました。
（後はWindowsアプリやスマートフォンアプリへ移植するだけです。）
久しぶりにスクリプト制作を集中的に行ったので、
疲れましたが、やっぱり面白いですね。
このアップデート版ではアンケート結果から分かった、
ユーザーが途中で止めてしまうことに繋がり兼ねない要素や
ユーザーに不快な印象を与える可能性がある要素を
取り除くことを意識して制作しました。
現在のバージョンとの主な違いは３つです。
１．シナリオの凝縮
ボリュームと総プレイ時間は現在のバージョンの半分程度です。
総プレイ時間は速く文章を読む人は６時間くらいで、
平均的なスピードで文章を読む人は９時間程度、
文章をじっくり読む人は１２時間前後だと思います。
物語の内容を興味深い伏線と、その伏線の回収にのみ
焦点を当てることができていると感じられる、
余計な描写が本当に少ない脚本を参考にしましたが、
こういう構成がテンポの良い上手なまとめ方なんでしょうね。
良いお手本と今回の作業を通して上手なシナリオの
書き方について勉強することもできたので、この学びを
第二部以降の内容にも必ず活かしていきたいところです。
後の展開に影響しないシーンや後のストーリーとの
関係性が薄い部分は極力削除しましたので、
シナリオの冗長やテンポの悪さはかなり改善できたと思います。
また、シナリオのテンポを良くするために、
画面の切り替えに要する時間を全体的に少し短くしました。
２．章の細分化
現在のバージョンよりシナリオの章を細かく区切りました。
１０分～３０分程度プレイすると一つの章が終わり、
次の話に進めるようになるというシステムです。
ノベルゲームのプレイヤーの中には章ごとに区切って
ゲームをプレイする方もいて、そういう人にとっては
一つ一つの章の内容が長いと苦痛を感じる場合があるようですね。
また、隙間時間に遊ぶゲームを求めているプレイヤーには
時間が足りないゲームのように感じるという意見も頂きました。
だから、電車での移動時間や隙間時間の時しか
プレイできないような日でもプレイしやすいように、
翌日も仕事や学校に行く必要がある日でもプレイしやすいように、
各章のプレイ時間を短くして区切り良く進められるようにしました。
３．物語の舞台に関する説明の追加
ホームページやGoogle Play、App Storeなどに載っている
アプリ紹介を見ずにプレイするような何の予備知識もない
ユーザーから見ると、ゲームを開始してから暫くは
話に付いて行けず、困惑する場合があるようです。
そのため、主人公の立場や物語の舞台の時代、
物語の舞台になっている世界はどういう世界なのか、
これから何が始まるのか・・・といった情報を追加しました。
なお、これは物語の舞台に関する説明ではありませんが、
シナリオの加筆も若干行いました。
ブラウザ版とPC版（Windowsアプリ）のアップデート版は
今月の中旬か下旬に配信する予定で、
iPhone版とAndroid版は今月の下旬か来月の上旬に配信予定です。
このアップデート版はまだプレイされていない方はもちろんですが、
特にシナリオの冗長やテンポの悪さが原因でプレイすることを
途中で止めてしまった方に再度プレイして頂きたいですね。
その上で「心の闇の先に」というゲームアプリに
関与するべきかどうかを判断してもらえると凄く嬉しいです。
よろしくお願い致しますm(_ _ )m
ではでは、また☆
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