現状の外に出る | 行き詰まった人生に気づきを得るためのブログ

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いろいろな出来事が起こり、行き詰まってしまう人生の曲がり角には考えることがたくさんあります。でもそれは飛躍の時かもしれません。明日への飛躍のために一緒に考えましょう。

故郷の小学校。私が学んだ古い校舎は取り壊され、今はこんな素敵な校舎になりました。

 

✴️今、人生の曲がり角です

 

 書きたいことを書き続けます。

 今自分はものすごく人生の曲がり角にさしかかっているなと感じています。2009年8月の経験以降に自分を襲った激浪。部下が不祥事を起こして突然辞めたこと。そのあとのてんてこ舞い。それ以外でもハチャメチャなことが起こり続け(震災も起こりました)、あろうことか最後はパワハラと経営陣との戦い。私生活では経済的な危機、あらゆることの閉塞感。肉親の死。今まだ出口を求めて呻いています。時々、トンネルの中にいるような感覚です。

 

✴️現状の中にいてはいけない!!

 

 しかしそれだからわかったことがあります。それは「もう、自分は変わらなければいけない」ということです。「もうお前は同じ人生を歩むな」と言われている気がします。

 長い間、自分は勤め人として仕事をまっとうし、きちんきちんと給料をもらって家族を養い、それが終わったら退職金をもらって年金を受け取りながらなんとか生活していく……そんな人生を思い描いていたと思います。

 しかし、近年起こったあらゆることを総合すると、もう、そんな人生から決別せよ、違う生き方をせよと無理やり嵐の中に投げ込まれたような……生き方を変えることがお前のこれからの宿題だと神様から言われているような、そんな気がするのです。そして、そんな思いで2009年8月の出来事を振り返ってみると、もうそこに答えは用意されていたのではないかとすら思うのです。「もっと違う世界があるよ、そこに行くんだよ」とその経験は教えてくれていたからです。

 

✴️もう一歩踏み出せ!!知らない世界へ行け!!!

 

 もちろんそれはスピリチュアルな世界に行けということではありません。もともとそういうことにセンスがあるタイプではないし。そうではなく、自分が見ている世界はほんの一部であって、まだ見ていない世界があるーー自分の人生の可能性も含めてーーだから知らないその世界に行け!と促されているような。

 気がつけば、そんな中で数年前にコーチングを知り、苫米地英人さんや青山龍さんを知りました。そして苫米地さんや青山さんから教えられたことは、とにかく現状の外に出よということ。外に出てみなければ見えない世界がある、それは今の自分が思い描くことすらできない世界なのだということ(前号の内田樹さんが言ったように)。しかしその世界は確かにあるのだということ。

 煎じ詰めればそれが私にとって、2009年8月以来さまざまなことを経験させられて思い知らされた最大の事ではないかと思うのです。

 

 しかし……一口に現状の外に出ると言ってもそのことの難しさ、変わるということの難しさ、それを今、日々に経験しているのが残念ながら今の私の「現状」なのです。ただし希望はあります。2009年8月のあの経験の直後、私は一つの思いを持ちました。それはやがて私はあの世界(第3話に書いた、愛と赦しの世界)に行くんだという説明のつかない確信です。そうです、行くし、行けるんですよ。きっと。あなたも。誰でも。そしてそのことを証言するのも私のすべきことなんですよ、きっと。そうでなければ、どうしてああいう不思議な経験をしうるでしょう。