なにを思い浮かべますか?
日本を離れていると
生まれたその場所で当たり前に
目にしていた、感じていた美しさが
すばらしいものだったことに気づきます。
サンパウロ…エネルギーに溢れていますが
落書き多し…
道路にゴミ箱⁈
まぁ、どこの国でもありえる情景なのでしょうが…
情景の美しさだけでなく、
この本を読むと、色々な美しさを
感じられます。
画家バルテュスに若くして見初められた彼女の随筆集
『見る美 聞く美 思う美』
節子•クロソフスカ•ド•ローラー著
見る美では
着物のことや、アンティーク、茶道具、日本の色に関してなど
聞く美では
蛇の目傘と雪の音
香りについて…エジプトの蓮、琥珀、麝香。モロッコの薔薇、杉、燈花。
彼女の感じる懐かしい日本の香りについてなど
思う美では
女性の強さについて
祖父母からの教え
おもてなしの心
ご長男を亡くされていらっしゃるので
生と死について…
日本の倉庫に沢山の本を置いてきてしまいましたが、やはりブラジルにも
お供してもらった一冊。
私の開きたくなる本のひとつです。
ぜひ、若い方にも読んでいただきたい一冊!
『読書の秋』
最後までひたりたいところですが(笑)
サンパウロは夏にむかっています
![晴れ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/022.gif)
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