前回、お話した受動的な動的ストレッチトレーニングなのですが、
非常に難しく感じられると思います。
簡単に行うための
ポイントは2つ。
「軽負荷」
「トレーニングマシン」
です。
確かに、動作を突き詰めていけば難易度は増してくるのですが、
そこまで考えず、
まず、筋肉の伸張反射を促し柔軟性を高めることを
目的とすれば簡単です。
例えば、ラットプルダウンの場合、
はじめは5~10kgの負荷で充分です。
更に、このようなトレーニングを行うために作られた
専用のマシンを使用することでより高い効果を引き出すことが可能です。
私の施設では「ホグレル」を使用しています。
このマシンは、負荷の掛かり方がソフトで可動域も広いため、
安全で効果的なトレーニングが可能です。
筋肉の柔軟性が増し、各関節の可動域が広くなれば
元々、人間にインプットされている理想的な動作とリンクしてきます。
動かなかったものが動くようになるのですから
無意識に、いつの間にか自然な動作が行えるようになります。
姿勢も同じです。
ある程度、姿勢が変わり、動作が出来るようになったら、
さらに体幹部の出力を利用できるよう動作を高めていきます。
つまり、
真の分節運動を意識して
力の伝達をより効率的に行えるようにするのです。
すると胸腰椎移行部の可動性が増し、
手や足に加わった力を胸腰椎移行部に伝達し、
体幹部の筋群で発生した力を
手や足に効率的に伝えることが出来るようになります。
ココまできましたら、
歩く、走る、投げる、打つ、自転車をこぐ・・・・などの
実際の動作と刷り合わせていくのです。
勘のいい人は
可動域を取り戻した時点で、本来の姿勢、動作ができるようになります。
多くの場合は、実際の動作との刷り合わせが、重要な意味を持ちます。
いくら柔軟性が増しても、
それを使いこなせなければ、結局はまた硬い状態に戻ってしまうのです。
女性の方に多いのは、身体の柔軟性が非常に高いのに、
腰痛、肩こりに悩まされている例ですが、
これは、その柔軟性が実際の動作とリンクしていない場合が多いのです。
次回は、前回の「ラットプル」の説明に行きます。
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