昨日書いてる途中に時間切れになっちゃったんで、今日はまずコッチのブログからスタート。
もうすぐ梅雨明け。
まぁ、クソ暑いの仕方がないとしても少なくとも天気は安定してある程度は安心安全な釣りが出来るようになる季節がやってくる。
特に、朝一の渓流釣りなんかはそこに身を置くだけでも気持ちの良い物だ。
ところで、釣り人は゛釣果最優先゛派と゛釣果二の次゛派に分かれるんじゃないかと思う。
「行くからには絶対に釣らなくちゃ、だからその為に最新のタックルを揃えて万全の態勢で!」
「いやいや、遊びで行くんだからガツガツしないでのんびりと気に入った道具で。釣れたらなお良いけど自分のスタイルで!」
で、あなたはどっち派?
えっ、自分?
そうね、どっちかって言えば海なんかは前者かな、でも淡水は後者だな。
って訳で、これはロケーションによるところが大きいと思う。
例えば船に乗って行ったなら、釣ること以外に何もすることないし釣船代、元取らなくちゃってのもあるし(笑)
でも、川とか湖は周りに遊ぶものが沢山あるし、一息ついてだらけるってのも良いしね。
そんな訳で、更には゛海水派゛と゛淡水派゛にも分かれることになってきてちょいと複雑になっていくんだけど、それもこれも釣るための基本が身に付いてから言えるって事で、最低限釣れるためのメソッドが備わっていなければ、まずは釣果優先にならざるを得ない。
釣りを始めたいんだけど、何をどうしたら良いのかなんて最初はサッパリだよね。
特にルアー釣りともなれば道具もルアーも千差万別で、沢山並んだ竿やルアーなんか何を選べばいいのかなんて全く?だと思う。
勿論便利な時代だから、指南動画もたくさんあるだろうけど、
じゃあ、どれが正解かなんてのも事件は現場で起きるわけだから
やってみなくちゃわからない・・・
もっと言えば現場に行ってみても答えは見つからない。
そんなわけで、一番良いのはエキスパートって言われるような人に連れて行ってもらうのがベストなんだろうけど、身近にいなかったらどうしようもないし、情報があふれてる時代とは言っても最初の1匹にたどり着くまでは結構大変なものだ。
釣り堀って手もあるけど、アレはアレで特殊な釣りになっちゃってる感があるし、普通の川なんかにはあまり通用しない。
で、いつだかに書いた、キャンプの話と同じで最低限そろえてトライ&エラーを繰り返して行くってのが結局は一番の近道なんじゃ無いかと思うんだ。
生き物が相手で、自然条件にも影響される遊びだからキャンプなんかよりもっと大事かもしれないし。
多くのルアーメーカーはこうして初心者にも、一通り知っちゃったエンスーにも受けがいいような新型ルアーをどんどん出してくる。
゛押しの強い流れに対して負けないようなヘビーウェイトミノーはやる気のあるパワフルなトラウトに強烈にアピールして食い気を誘う」
って言われても、
「えっ何、どういうこと?」でしょ。
「よりナチュラルなリアルベイトを意識したカラーは今年の注目!2021年限定カラーで釣果アップ!」
って言われたら、じゃ去年のじゃダメなの?って。
ってこんな文句、実は洋服のコメントに似てない?
「この丈感は涼しげな足元をアピールして好感度アップ」とか
「今年注目のカラーはコレッ!」とか・・・
何時だか書いたかもしれないけど、要は魚を釣る為じゃなくて人を釣るための文句って事だよね。
湖にピクニックに行ってたまたま水に落としたスプーンに魚が食いついてきた・・・みたいなスプーンの話だったり、疑似餌の起源ってのは色々とあるけど、太古から生き延びてきた魚が実際の餌以外の人工物で釣れるってわかってから数百年。
それから進化に進化を重ねてからの2021年限定カラーは21年時点で最も釣れるルアーなのかもしれない。
ってそんなことは絶対にないと思う。
「おおっ、こんな色見たことないぞ新色か?旨そうじゃ無いか!」
なんて気が付く魚だったらとっくに人間滅ぼされてるだろっ!
で、ルアー初心者に必ず
「これだけは買っとけ」ってスプーンがあるんだけど、もうかなりのベーシックで多分30年くらいは売られ続けてるはずで、別に新しくもなんともない。
それで実際、釣れてるし、釣りなんてそんなものだ。
勿論魚も結構賢くて、俗に言う
゛スレ゛ってのがあるから同じところで同じルアーや色を使ったら釣れなくなるけど当然21年新色で釣れず50年前のルアーで釣れたってのも当たり前にある。
どういうことかと言えば、とにかく最初は基本をマスターして、それが出来上がったらそこから自分なりにルアーのローテーションを作り上げたりしながら気に入ったルアーを見つけるのが大事って事だ。
基本を何も知らずに
「ヘビーウェイトのミノーが釣れるんだ」って言ったところで根掛かりして無くしちゃうのが関の山だ。
って、またまた洋服と似た話でしょ?
流行ってようが、イケテルって言われようがトレンドだって言われようが、何だろうが基本が出来て無けりゃそんなの着こなせるわけがないって事。
とにかく、何事も基本が大事って事だ。