ついつい、またホッポラカシになってて・・・
コレを書くまで行きつかない今日この頃って訳で、でも今日は給料日の゛プレミアムフライデー゛・・・なのにマッタリだ(笑)
そんなわけでじっくりと、何気に為になる、そして一目置かれるウンチクを書いてみよう。
世の中何かと間違いだらけだ。
言葉遣いやら英語の意味・・・ってあげたらキリがないけど、コレって多分みんな物事を深く考えなくなっちゃってるのが原因だと思う。
日ごろ何にも考えないで使っている言葉や行動も少しだけ考えて調べたら、目からうろこなことってたくさんあるのにね。
って「うっせーうっせーうっせーわ」ってか(笑)
でも、そこで大きな差が出てくることもあるわけでしょ?
「・・・させていただく」使いすぎだろっ!な話題を今朝モーニングショーでやってたんだけど、いろいろと使い方はあるにせよ、ちょいと考えれば使い分けできるだろっって。
いちいちまどろっこしく言わないでスマートな言い方って無いのか?って。
「ご注文を繰り返させていただきます」よりも
「オーダー確認いたします」の方がスマートでクレバーじゃ無いか?
みたいにね。
で、今日の本題はパンツ。
両方ともにコットンのパンツ(商品の紹介じゃ無いよ)
で、コッチはファテーグっぽいアウトドア色の強い物。
コッチのはいわゆる普通のチノーズ。
なんかピンと来た人は中々見る目があるぞ!
そう、たたみ方が違う。
シルエットはどんなだ?って見るときに今時はほとんどが上のように開いて正面から鏡で見るよね?
で、下のチノーズのようなたたみ方をしてあったとしてもわざわざ上のヤツのように広げてみるでしょ?
まさにソコントコが
「少し考えりゃそうじゃないか」って訳で、んじゃ説明していこう。
何故にこうしてたたみ方の違いがあるのか?
それ位は大体わかるでしょ、そうきちんとセンタープレスを入れて履かなくちゃいけないパンツ(イギリス的に言えばトラウザース)は当然センターに折り目を付けてたたんである。
逆にそんなのどうでも良い物はベタンとヒップポケットが丸見えのたたみ方になってる。
そのポケットにフラッシャーを付けてたジーンズなんかが代表で、作業着発祥の物に多い。
だから、そもそもたたみ方の違いは乱暴に言うと゛身だしなみ゛にあるって事だ。
どういうことかというと・・・
センターでたたんであるパンツはシャツやジャケットとのバランスもあるからデザイン(シルエット)がわかりやすくなっている。
逆に作業着に多いパンツはそんなの気にするものじゃ無いからわざわざセンターを折り目にたたんでなんかいないって事だ。
例外をあげるとわかりやすいと思うけど、ラングラーのブーツカットなんかはもちろんジーンズなんだからベタたたみだけど、ロデオの世界じゃアレが盛装にあたる。
だからみんなわざわざセンタープレスを入れて゛ドレスパンツ゛として履いている。
だったらそれ用のジーンズをはじめから作ればいいのに・・・って思わなくもないけど、そこはそこで゛ジーンズ゛って所に意味があるんだろうね。
そんなわけで、要するにセンタープレスの入ったパンツを足に当てるとき、ベタッと広げて正面から見るってのはおかしいって事だ。
せっかく横向きにサイドからわかりやすくたたんであるのにわざわざそれに反して広げるのは全く意味も無いし、スマートじゃない。
たたんである、そのまま伸ばして横向きに見るのが理に適っていてスマートで、何よりも一目置かれる。
そもそも動きやすけりゃ良いって言う作業着のジーンズなんかが時代と共にファッションアイテムになって人から見られる存在になったのがこういう風になっちゃった原因なんだろうからある程度は仕方の無いことなんだろうし、同時にカジュアル指向がどんどん強まって、そんな見方が主流になっちゃったのもわかるけど、少しだけ考えれば、こうして説明すれば
「そりゃそうだよね」って納得できるでしょ?
ついでにもっと突っ込んで考えりゃこんなことにも気が付くはずだ。
「なんで、センタープレスを入れてたたんでるパンツがチノーズなんだ?」って。
チノーズと言えばルーツは戦争で、そんなものにプレス入れてどうする?ってなるよね。
でも、チノーズも時が経ち市民権を得て、ブレザーやジャケットと合わせられるようなパンツになってるでしょ?
だからデザインもある程度は気にすることもあるからプレスの入った状態で分かりやすくしてあるって事だ。
どう?目からうろこでしょ。
何も考えないで真正面から見て
「ふてーよ」
「ほせーよ」
って言うのが恥ずかしくなったんじゃない?
ねっ、ほんの少しで良いから突っ込んでみるとそこからいろんなことがわかってくるんだ。