そんなわけで、ちゃんと書きますよって(笑)

 

確か、世の中゛白か黒か゛に分かれすぎていてグレーが無くなりつつある・・・なんてことを前に書いた気がするかもしれないけどどうだったっけ、忘れた。

 

インターネット社会になって人類総評論家時代になった今、炎上なんて言葉に代表されるように、たたいたり叩かれたりが日常茶飯事に起こる。

 

で、いくつかの昨日の例でもそういったことが起こり物事進んだり遅れたりして問題解決が先送りにするんだろう。

サスティナブルでの敵は゛持続不可能゛なのにいつしか敵が人にすげ変わってる気がしないでもない。

 

どうしてみんなで先を見据えて同じ方に進めない?

ってのはおそらく、複雑なしがらみの中で゛派゛が出来ちゃうからでそれは元をたどれば゛利益゛ありきだからだろう。

 

経済活動をするうえで、利益は当然出さなくちゃならないけど持続可能な社会にしつつ利益も出さなくちゃいけないってのは矛盾するから、ここで゛派゛どうしの摩擦がうまれ、お互いのエゴがぶつかり合うのは仕方のないこと。

 

環境にやさしく持続可能な社会には環境負荷の低い車を開発する。

ただ、それは商品であり当然売らなくちゃ成り立たない。

そうしてカーボンフリーに限りなく近づけて同時に利益もだす。

ただ、一方ではその開発に莫大な環境負荷がかかってる。

コレを本末転倒と言うのか、一過性の不可ととらえるのか?

って昨日の最後の方に書いたようなことになり、どっちがどうだって白黒の問答になる。

 

で、少しはわかるかもしれないファッションの話。

やっと昨日の続きに入っていくわけだけど、ファッションってのは流行で流行ってのは生み出すもので過去をさかのぼるようなものじゃ無いって個人的に思う。

だから日ごろ言ってる、復刻なんたらってのに否定的な部分もあるんだけど、実際問題ファッションじゃないものがファッションものとして復刻しているところに腹が立つってのが正確なところだ。

 

例えば、ガジガジのファッションじゃない物(用途とその欲求を十分に満たしてくれる質実剛健なギア)が復刻されて、必要としている人々を喜ばせられるものならば、もろ手を挙げて歓迎する。

ただ、そんなものなんかありゃしないってのが現状だ。

見渡せばそんなものであふれまくってるでしょ?

それは、はっきり言ってサスティナブルじゃないよね。

 

で、ファッションの真っただ中にいるデザイナーとかディレクターって呼ばれている人々に、本当にファッションを追い求めている人がどれくらいいるかと言えば、どれくらい?

過去を追いかけずにひたすら先を見据えたデザイナー・・・

いや、どれくらいってかもはやいないんじゃ無いかってはっきり思っちゃうんだけど、それはなんで?って言ったら、もはや服のデザインなんてのは出尽くしちゃって新しい物なんか生み出せないからじゃないかな?

そういう意味では本当にクリエイターには受難な時代で、苦し紛れの昔の゛パクリ゛なんだとも思う。

だから、もうデザインなんかやめちゃえばいいのに!

っていやはや極端だけど、どうせ今までにあったようなものの、しかもクォリティの低いマネッコを作るなんてのは全くもって意味のないことでしょ?

 

って、おっと・・・

それを言っちゃうおしまいよ!って天国の寅さんも言ってるかもしれないね。

だって、それじゃ経済活動が出来ないんだから。

 

で、これが例えて言うなら゛黒派゛の意見だ。

一方の゛白派゛は、シャネルがあったろ、くーれーじゅがあったろ、時代を作り上げた文化の灯を消すな!って感じか?

 

そこで、大事なのは゛折り合い゛じゃ無いか!

゛グレー派゛の登場って訳で、洒落っ気の一つもない頑丈な物を作って未来永劫大事にするって考えも良いけど、ある程度のファッション感覚も維持しつつ、長年愛着の持てる、捨てようと思えない物をクリエイトしよう・・・が折衝案としてベストじゃ無いかって。

そうすることで、未だに進められている大量生産大量販売の最もサスティナブルじゃない動きも抑えられて行き、極端かもしれないけど、たかが洋服も財産の一部として確立されるのかもしれない。

そんな風に思う今日この頃だ。

(ここで・・・ゴメンナサイ、個人的にはやっぱり新しい物に一切魅力は感じないんです。過去の物でお腹イッパイなんです)

 

ただ、それでも゛サスティナブル゛を儲けのうたい文句にするのだけはやめてほしいとやもう。

゛無害な染料を使わないジーンズ゛って言ったって、すでにいくらでも転がってるジーンズなんだから、無害をうたい文句に作る位なら作らない方が良いに決まってる。

ペットボトルのリサイクル率にしてもそうだし、最たるものはエコバッグだ。

去年だったっけ、レジ袋の有料化ってのは?

それを期に、エコバッグが山のように作られるようになったでしょ。

じゃあね、エコバッグ1枚作る負荷がレジ袋何枚に相当するかって、これはリフレックスのオッサンどころか専門家でも中々計算するのは難しいと思うけど、でもレジ袋もらって何度か使いまわして最後はゴミで捨てるって方がはるかに負荷が低いって思う。

素材の違いとかはあるけど、わざわざゴミ袋として売ってるのを考えたり、ちょいと違う件だけどエコバッグを持つようになってからの万引きの件数ってものすごく増えたんでしょ?

まぁ、環境に対する意識喚起って意味もあるようだけどみんなそんな深いところまで考えちゃいないだろうし、現実的に考えたら腐るほどあふれてるエコバッグなんて、エコバッグって呼び方がすでにバッグの1デザインみたいになっちゃってるし、原点に戻ったらビーンのトートバッグが一番のエコバッグじゃん!なんてことになってくる(40年使ってる本人談笑)

 

でしょ、言われてみたら?

だから、これからは本当の意味で個々が自分なりの゛サスティナブル゛を考えていくことが大事なんだと思う。

単純にごひいきの有名人が言ってた事を鵜呑みにしたりってのは愚の骨頂で、自分の価値観に合わせて

年間何キロ走るから、んじゃこれだけの金額出してもハイブリッドの方が、電気自動車の方が・・・とか

旧車が好きならば、しっかりとその後のコストも考えて大事に乗るとか、自分の趣味嗜好に合わせて古着を探して楽しむとか・・・

色々とやり方はあると思うんだ。

 

ちょいと衛生的に・・・かもしれないけど、紙のストローを使い捨てるなら、プラのストローを洗って穴があくまで使い手続けた方がはるかにエコなんだから、家の中だけでも実践するとか、そんなのだって行動の1つ。

 

サスティナブルってのは、物を無駄にしないことってのが結論て思う。

だから最終的には人それぞれが大事にできる物を選ぶのが大事で、そのためには大前提としてある程度そのものを知ることが大事で、例えば何となく気に入ったものがあってもすぐには手を出さないで、

「自分はなぜコレを選ぼうとしているのか?長く大事にできるのか?」を考えること。

これが最大の゛サスティナブル゛って事で。

 

温暖化(?)で今年もまた去年以上の暑さになるんだろうか、そして来年も、再来年も・・・