アメブロのホームページに過去の記事が表示されるんだけど、

丁度1年前に゛キャンプの薦め゛って記事を書いてたんだね、

何か進歩無いって言うか、引き出しが少ないって言うか・・・

所詮、その程度のオッサンって事なんだろう・・・

 

まぁ、そんなことは置いといてPART1がマクラって

ドンダケ長いんだよ!ってそういえば大分陽が長くなって来て、

春が待ち遠しくなってくる今日この頃。

そう、釣りもこの季節は大体シーズンオフになるんで、人気なのが管理釣り場って事になる。

そんな管理釣り場も昔は結構連れてたのに最近は゛釣り堀゛だってのに中々釣るのが難しくなってきたのはどうしてなんだろうか?

って、こんな事言ってたらまたまた本題に入れなくなっちゃうからやめとこう。

 

うちのお客さんの何人かが、正確に言うと、うちに来るようになってから釣りを始めたって人が何人かいるんだけど、大体全員が楽しいって言ってくれる。

薦めたこっちとしては嬉しい限りで、少なくとも影響力があった自分が誇らしい(笑)

で、やっぱり釣りを知らないよのも知ってる方が遥かに人生楽しいと思うわけだ。

 

中国の古いことわざに、こんなのがある。

「一生幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」

全部を言うと

「1時間幸せになりたかったら酒を飲みなさい」

「3日間幸せになりたかったら結婚しなさい」

「8日間幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい」

「一生幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」

 

とまぁこんな感じで、なんともまぁ上手い事言った物だな~って思うんだけど、これはあくまでも釣りをしたことのある、釣りが楽しいと思える人の意見であって、知らなきゃ、

「えっ、どうして?」って事になる。

その前の、酒にしても結婚にしても豚にしたって

酒を飲まない人も、独身の人も、豚を食べたことが無い人にしたって何となくわかるよね。

ただ、

「釣りを覚えてなんで一生幸せ?」ってそりゃ思うよね。

 

そんな訳で、前にも散々(?)書いたかもしれないけどこれから良い季節になるって事で今日は自分なりに釣りの楽しさについて語ってみようかと思う(ようやく本題ってか)

 

世界には2万種類の魚種がいるって言われていて、標高数千メートルから深海まで、ありとあらゆる魚が暮らしている。

動物全体で100万種ともいわれているから、その中の構成比から言えばしれてはいるけど、2万もいるんだね。

当然その中で、釣りの対象と言うと限られては来るけど、こうして考えれば魚って物凄い身近な存在だって思えてこないか?

北海道に住んでれば川でも海でも釣り放題だし、東京のど真ん中に住んでたって、ちょいと多摩川や荒川に行けば釣りが出来るんだよね。

「どういう風に始めて良いのかわからない」って話も良く聞くけど、釣りの方法は別としても、とにかくターゲットはそこかしこにいる訳だ。

特に日本は釣りに関して良いか悪いかは別として、あまりルールが厳しくないから、いたって気軽に始められる環境だし。

 

次に釣り方だよね。

大きく、エサ釣り、ルアー釣り、フライ釣りとあって中には例外的にアユの友釣りなんてのもある。

ルアーだのフライだのって聞いちゃうとそれだけで

「遠慮しときます」って思うかもしれないよね、だから最初にエサ釣りが一番いいと思うよ、実際一番釣れるしね。

で、仕掛けがどうのって事になるんだけど、

要は針にエサをくっつけりゃ良いんだよね。

ってチト大雑把すぎるけど、竿に糸結んで錘くっつけて先っぽに

針とエサがあれば、ハイッ出来上がりだ。

で、ヒョイと投げてあとは魚が食いついてくるのを待つだけ。

「それの何が楽しいの?」

何が楽しいんだろうね・・・でもやってみな。

 

で、おそらく

「一生幸せで・・・」って言ってる、幸せな部分って待ってる時間なんだと思うよ。

ってまたまた大雑把だけど、こういう事だ。

釣りをしていて、魚がいなきゃ当然釣れないし、いたとしても下手なら釣れないよね。

そこで、何故?ってなるわけだ。

(この時点で、止めちゃう人は一生幸せになれないね)

そしたら、ポイント(釣る場所)を替えたり、錘の重さを変えてみたりエサの種類を変えてみたりって、要は工夫をするでしょ。

それで、こうしてこう変えてこうしたら

「釣れたじゃん!」ってなるわけだ、う~ん感動!

それが、どんな魚だろうが1匹は1匹だ。

それが5センチのハゼだろうが1匹は1匹だ。

これが実質の出発点だよね。

で、翌深い人間は10センチのハゼが釣りたくなってくる。

(ここで、もう良いやって人も一生幸せにはなれないね)

もっとエサをでかくしたら良いのか、もっと深くにいるんじゃないかって考えて1歩進む。

 

そうして徐々に

「こんなところで釣りたい」

「あんな魚を釣りたい」

「もっとデカイの」

「自然って素晴らしい」

「ルアーにしてみようかな?」

そんなこんなで、段々と自分のスタイルが出来上がっていくんだけど、ここまで来たら立派なアングラーだね。

(一生幸せになれる権利獲得だ)

 

で、ここからが一番大事だろうって思うんだけど

ビギナーズラックみたいなのもあって、釣れてたのに全然釣れなくなる、スランプみたいなのがやってくる。

自然相手なのに、コッチ側が原因で・・・って不思議かもしれないけど、やって来るんだ。

(ここであきらめちゃう人は、せっかく権利を得たのに放棄・・・勿体ない)

エサ釣りにしても、ルアーにしても釣れなければ当然゛待ち゛になるよね、実はその待ち時間がこれからの釣り人生を左右することになるんだ(と思う)

 

例えばあなたが営業職だったとする。

「昨日はやらかしちゃったな~」って事で気分を晴らすために釣りに来た。

ところが全然釣れない・・・

憂鬱になって、頭の中に昨日の失敗が。

そんな事を抱えて、ひたすらウキが沈むのを待つ。

ひたすらリールを巻いてルアーを引いてくる。

「今日はダメか、釣れないのか?」

って思った次の瞬間!

グググっとウキが沈む、竿がしなる。

一瞬頭の中が真っ白になり、必死で合わせる。

そう、この瞬間がたまらないんだよね。

それまでの憂鬱な気分が一瞬吹き飛んで釣る事に集中できる。

勿論、大物を掛けてやり取りをすることが醍醐味って人もいるし、当然それも楽しいけど、なんて言ったって掛かった瞬間の感動は

こりゃ、経験しないとわからない。

(ここまで来たら一生幸せでいられる、中国のことわざを理解した人だ)

そう、釣りは待ち時間が大事なんだよ。

そうして゛釣り人゛はどんどんのめりこんでいくことになるんだね。

中には道具コレクターみたいな変な道にそれていくってパターンもあるけど。

 

どうだろう?

1回くらいは行ってみようと思えたかな?

 

続く