タイトルで大体察しは付くと思うけど、またまた犬の話だ。

最初に言っとくけど、興味の無い人はスル~っとしてくださいね。

あっ、それから一部気分を悪くする人がいるかもしれないけど、

それはそれで人それぞれの考え方があるって上で、そもそもこう

言う事を言ってる上で書くって事でよろしくです。

 

えっ~と・・・

いきなりこんな事言っちゃう時点で気分悪くする人、いるよね・・・

何だか、最近チラッとこんな事考えちゃうんだ。

「犬なんか飼わない方が良かったかも?」って。

「世話が面倒になってきた」とか

「まつこも大きくなって可愛くなくなってきた」とか

「くにが中々言う事を聞かない」とか、ましてや

「鬱陶しい」

なんてそんな事じゃない。

ちなみに、上の4つの理由で捨てちゃう人が相当多いらしいよね。

 

で、正直なんでかって言うと

「死んじゃった時にどうなっちゃうかわからない?」って理由でだ。

こんなむさくるしい、オッサンがカミングアウトしてるんだから、こりゃかなり信ぴょう性が高いぞ!

何てことを言ったりして、自分でもまさかそんな人間だとは思ってもみなかったてのが現状だ(笑)

まつこは3歳、くには、まだ8か月だってのに・・・

 

で、まつこが来てまもなく3年になるんだけど自分の中に微妙な変化がみられる。

それは、殺せる生き物のランク(って言ったら生き物に失礼だけど)が段々と下がってきてるって事だ。

知り合いと「どこまでだったら殺せる?」ってチトおぞましいかもしれないけど

こんなん会話をしたりすることがある。

「ネズミ、魚、虫、ミミズ・・・」

で、ご存知のように釣りが趣味って事は、しかも30年以上のベテランともなれば、今まで殺傷してきた魚の数もかなりだ。

でも・・・流石にネズミは殺せない(中学の時に解剖はしたけど、おそらく今はそんな事考えたくもない)し、たかが(?)虫のカマキリやバッタも無理だろう、ってか無理になってる(前からか?)

毎年葡萄に付くカナブンももう無理かもしれない。

う~ん、蚊は流石に叩くな。

人によって違うだろうけど、しかも基準は何処だ?もあるだろうけど、これくらいの感覚は一般的なのか?

哺乳類、両生類、爬虫類、魚類、昆虫・・・で線を引くとすれば

爬虫類と魚類(その他、なんとか類は端折っちゃって)が境界になると思う。

多分、多くの人が線を引くのは

「痛みを感じるかどうか?」って所だよね。

哺乳類も両生類も、それから爬虫類もおそらく、いや確実に痛みを感じるだろう。

これが、魚類になるとどうか?

魚には、゛痛点゛ってものが無いのが分かっているから感じないから、釣りをして、

CATCH AND EATをしても良いだろう(釣り人の勝手な解釈か?、しかも、その下の虫は殺せないし・・・確実に勝手な解釈だね)

 

そんな訳で痛いか、痛くないかってのが殺傷できるラインって事になるのが大体わかってくれただろうか?

 

で、犬の話だ。

まずは、まつこ。

去年の血液検査や、其の他で

元気度200%の健康優良児って事が分かってて、おそらくはかなり長生きするだろう。

で、くにの方と言えば。

まずはやたら小さい、生後8か月で現状1.1キロしかないんだ。

で、チラッと書いたかもしれないけど、先天的に弱いところがあって、今はドッグフードで様子を見ている。

深刻じゃ全然ないんだけど、まつこに比べちゃったら多少のハンディがあるわけだ。

 

そんな2匹がいて、さっきも言ったようにってのに、今から

「飼わなきゃよかったかも・・・」なんて言ってる、弱気なオッサンだ。

いわゆるペットロスってヤツだけど、そのたびに

「チト待てよ、まだ死んでもいなきゃ、全然元気だし・・・」

って簡単に言っちゃえば、完全溺愛のただのバカって事だけど

さっきも言ったように、これだけ好きになっちゃうとは思いもしなかった。

 

そんな訳で、今からどうやって最期を迎えたら良いのか?なんて事も考えちゃうんだ。

で、さっきの話に続くんだけど、当然アッタリマエに犬は哺乳類であって痛みを感じる動物だ、しかも感情もかなりある、言い換えれば知能の高い動物だ。

かなり我慢強い生き物ではあるけど、絡まった毛を少しでも引っ張っちゃえば「ギャン」と鳴くし、爪を立てた足が飼い主を傷つければ、少なくとも見た目は反省してる。

それ程、感情豊かなデリケートな動物だ。

 

最期どうしようか?

例えば、心臓病からの肺水腫・・・

こりゃかなり辛いんでしょ?、最後は溺れて死んじゃうようなものって読んだし・・・

その都度水を抜いて酸素を吸入してって、これはもしかしたら人間のエゴ・・・とか、いやいやなるべく飼い主と一緒に居たいんだから苦しくても生きてた方が幸せなんだとか・・・

これは完全に飼い主である人間の考え方によるものだけど、いくら知能が高いって言っても何てったって先を考えられない動物(車に乗ってて家が近づくとソワソワするとか、ごはんの時間が分かるとか、そういうのは多分予測してるんじゃ無くて、ソコソコ条件反射だよね)なんだから、もしかしたら苦しいよりもとっとと死んじゃった方が゛マシ゛なのかもしれない。

で、自分の考え方としては

そりゃ完治できる病気なら治した方が良いに決まってるけど、苦しんで過ごすよりは楽にしてやった方が良いと思う派だ。

だから、無理な゛延命゛はしようと思わないだろう。

・・・・なんていうのは2匹とも今は全然元気だから言えるのかもしれないよね。

そんなのその時にならなくちゃ絶対にわからないと思う、多分。

 

そんな風に考えている訳で、来るべき時のために今から少しづつ免疫を付けるようにしている。

その方法は・・・

犬のいろんなブログを読むって事で、これは

死んじゃった犬の回顧録とか、普通に犬をかわいがってるブログとか様々なんだけど、

特に、ペットロスになっちゃってる人のブログは本当に読んでても辛くて、そのほとんどが後悔で埋まってるんだ。

ペットロスに陥る一般的なパターンらしいんだけど

もっとしてやれば良かった、アレが出来たんじゃないか、これをしてやれば良かったんじゃないか?って。

で、そんなのを読んじゃうと、こんなオッサンも目が赤くなっちゃったりで、そんな時に来店客があったりしたときは

「何泣いてんだ、このオッサン」とか

「寝てたのかい?」って感じで、こっちとしても中々バツが悪い(笑)

 

まぁ、それは良いとして

とにかく、後悔しても始まらない。

良かれと思ってやったことは、全部公定されるべきだよねってその都度思うわけだ、だってそれだけ大事にされたんだから犬にとっては絶対に幸せだったでしょ?

 

虫でも無ければ、魚でもない。

痛みを感じる、感情のある犬なんだから

当然飼い主の愛情も感じてるんだから・・・

 

そんな訳で、元気に過ごしている可愛がってる犬が突然死んじゃったりするブログを読んでると、本当にこっちまで辛くなっちゃって(会ったこともないのにね)、

でも、何せうちの犬はまだまだ元気だから中々実感として感じられない部分もあったりする。

免疫を付けるって言ったって、おおむね予防接種にはなってないってのが正直なところなんだけど、

これだけは何か言える気がするんだよね。

 

犬は楽しむために生まれてきた生き物

犬は人を楽しませるために生まれてきた生き物

犬は楽しむのが仕事

犬は楽しませるのが仕事

 

そう思うね。

なんて生き物だ!

 

こんな事を書いている飼い主を知ってか知らずか

2匹はのほほんと寝てます(笑)

 

犬、飼って良かった!

って思えるように・・・

「今を大事に!」