またまた大分のご無沙汰・・・
ここんとこ、暇の時と忙しい日とのギャップが激しすぎちゃって
精神的にも体力的にも何気に着いていけない状態が続いてる。
ちなみに今日は前者の方だ(笑)
そんな訳で2週間ぶりになっちゃったけどキャンプについて書いてみようかと思う。
何てったって先月の頭に行こうと思ってたんだけど台風のせいで
ボツになっちゃった、その代わりに行ってみたつもりにもなれる・・・
訳はないけど。
最近のキャンプブームは更に加速してるんだろうか?良くわからないけどたまに行くアウトドアショップの盛況ぶりを見ても多分そうなんだろうと思う。
ウェアやギアの充実ぶりも凄いね、
「こんな物いるの?」
「むしろあったら邪魔なんじゃないか?」
そんなものまで、とにかく至れり尽くせりの最近のキャンプグッズ事情だ。
で、ブームって位だから当然初心者が多いわけで
店員さんも説明や何やらでおそらくは大忙しなんだろう。
アパレル関係のメーカーがどこもかしこも売り上げが悪くて
ヒーヒーいってる中で、多分アウトドア関連のメーカーは好調なんだろうってのもショップの店頭で品ぞろえなんかを見れば良くわかる。
「この素材はこんな季節に良くて、浸透性がどうの・・・」
それからギアにしたって、テントやタープは当然ながらその他の
沢山の物があふれかえってて、
「これはこうしてこうやって使って・・・」
と、まあさしずめ中学校の化学の時間のような有様。
更にはグランピングなんていうワードまで登場しちゃって、意味を
勘違いしちゃってる連中が、
「とにかく高い物買っときゃいいだろう」な感覚で何でもかんでもそろえようとする傾向がある。
さっきのこんな物いるの?みたいなものだ。
ピザ焼くか?
何ならアイスクリームまで作っちゃうんだ!?ってね。
(こんなような事前書いたっけか?)
で、今日はそんな初心者に向けた指南を!
なんて言っといて自分だってついこの間再開したばっかりだってのにね・・・まぁ良いや。
昔はね(また昔の話だ)
中々とっつきにくい分野だったわけだ。
キャンプするって言ったってどこでやりゃ良いんだから始まって
何を持ってきゃ良いんだ、何すれば良いんだ・・・ってこんな感じで
ただ、自然を感じたいのが勝ってとにかく
「行くっきゃないっしょ」
みたいな精神でやり始めた人が多いと思う。
勿論昔から゛教本゛みたいなのはあったけど、決して至れりつくせりな物じゃ無かったし、ギアだってそんなに選択肢があったわけでも無い。
チト良いものが欲しかったりすれば輸入品になっちゃうし、そんなのはメチャクチャ高いし清水の舞台から飛び降りても買えないような値段だ。
そうして、最低限必要な物を厳選して用意して始めたものだ。
それが今じゃ何を選べば良いのかわからない位に物があふれて
多分多くの人が本当に必要のないものまで買っちゃってると思う。
要するに一言で言っちゃえば、形から入っちゃうって事だ。
で、単純にブームに乗っかっちゃって始めたけど
「虫がいるから嫌」
「道具準備するのやっぱり面倒」
「食器洗うの大変」
「だってテントの立て方いつになってもわかんない」
「結局一日中飲んでるだけなら都会でもいいんじゃね」
「もう流行らないからさ」
・・・・・
で、せっかく買いそろえた色々諸々の物が無駄になったとさ。
おっと、ここまで書いたことは全部想像の憶測の話なのでソコントコはよろしく!
って何がよろしく何だか自分でも良くわからないけど、まぁ今はいろんなところで売れるから、それはそれでね。
そんな訳で、人生色々、キャンプも色々だから別に何が悪いとか
そんなんじゃダメだろ、とか好きにすりゃいいと思うんだけど、
もしもこれからまじめにキャンプを始めようとするならこういう考えで行くと良いよ。
まずね、本当に最低限の物だけ揃えよう。
(人数とか、日数で色々と変わるかもしれないけど、そこまで突っ込んじゃうときりがないんで、極アバウトだけどね)
まず、絶対に必要なのは゛家゛だよね。
キャンプって事なんだから当然テント。
それからテントに合わせて必要なのがテントの下に(地面に)敷く
グラウンドシートってもの。
これが無いと、安いテントだったら地面の湿気を吸ってグチャグチャになっちゃうし、テントの保護にもなる。
それから、今度はテントの中に敷くマット。
それに寝袋、シュラフってヤツ。
マクラもいるんじゃない?って、マクラなんか最低限洋服丸めてマクラ代わりにすりゃ事足りちゃうから、最低限って所では無くていい。
゛家゛に関してはそれくらいで何とか寝られるからオッケー。
後は゛インフラ゛だよね。
普通で言う、電気ガス水道だけど野外生活をするうえで絶対に必要なのはライト。
最低限2つ無いとダメだよ、外で回りを照らすヤツと、それから簡単な懐中電灯。
水はどっかしらで調達できるはずだよね、キャンプ場には無いわけないし、もしもゲリラキャンプみたいなのが好きだったら川の水を沸かせば大丈夫。
そして火は、これは調理器具によっても変わって来るけど、ワイルドな調理で済ませられるんだったら薪があれば済む。
薪だってどこのキャンプ場にもあるし、直火がNGな所では焚火用の網みたいなのが必要だけど。
それから皿とか鍋とか箸。
以上、これだけあれば何とか夜を越せるね。
まとめると
〇テント
〇グラウンドシート
〇マット
〇ランタン
〇懐中電灯
〇食器、カトラリー
水や薪は現地調達にすれば、わずかこれだけですんじゃう。
後は食料があれば最低限の野外生活は楽しめるんだよね。
だからね、まずはこれだけ揃えてとにかく行ってみようよ!って思う。
勿論、単にテントって言ったってピンキリだし大きさもどれにしようか悩んじゃうでしょ。
最低ので良いよ、だって1回で嫌になっちゃうかもしれないし、勿体ないじゃん。
懐中電灯なんか家のでも良いし、皿なんか家にプラスチックのがどっかにあるんじゃない?
ランタンは簡単で手っ取り早いピッって付くヤツで良いし。
どう、簡単でしょ?
後はキャンプ場だけど行きたい地域と設備やらで選べば良いと思うよ、設備は充実してるに越したことは無いけど。
何も、ゴージャスな物をそろえる必要もないし自然を楽しむって前提なら充分。
で、一回行ってみて
「こりゃ楽しいぞ!」って思ったら其の他色々と揃えて行けば良い。
何でこんなに質素な装備で行けって言うのかっていうと
行ってみて初めて分かることが山盛りだからなんだ。
この装備で多分死なないだろう(笑)
でもやっぱりあった方が良い、ってのは行ってみないとわからないもので、そうやって学習して揃えて行けば良いんだよね。
最初から何でもかんでも揃えちゃうとさっき言ったように要らなくなっちゃう物も出てくるし、なんて言ってもやっていく中で自分に合った物をそろえていけるじゃん。
勿論ウェアも含めてね。
そんな訳で、キャンプに限った話じゃ無いけどマニュアルみたいなのに頼らないでまずは最低限の物から始めて、自分に必要な物を足していく、そういうのが楽しみでもあるしそうやって言った方が絶対に愛着が湧いて大事にすると思うよ。
もの選びはそうしたいものだよね。