またまた前も書いたような気がするところからのスタートだ。

毎週日曜日の帰り、夜8時からのFMを聴きながらって話

なんだけど、空間デザイナーって肩書なのかな?

野村訓一って人が喋ってる

"TRAVERING WITHOUT MOVING"

やたらと音楽に詳しい野村さんはがリスナーのリクエストに

答えたり(たまには独断で曲を変えたり)しながら、曲について

軽い解説をしてくれる。


で、そのほとんどの曲を知らないんだけど、何故か不思議と

毎週、番組内の1曲から2曲が知ってたりするんだ。

ちなみに、音楽に関してはズブの素人で分かりやすく言うと

ラルフ・ローレンの知識を100としたら音楽の知識は

0.7位だ、多分(笑)


で、この間の日曜の夜も例によって帰りの車の中で

"TRAVERING WITHOUT MOVING"を聴いていた。

その晩は珍しく知ってる曲も無くて、だからってどうって事も

無いんだけど、最後の曲がかかった。


MILTON NACIMENTの"PONTA DE AREIA"って曲だった。

そして曲が流れる・・・

「むむむ、どっかで聴いたぞ」

って最後の最後になって知ってる曲がかかったのだ。


「そういえば・・・」

で、話はチトずれるんだけどいつもの事だけど

うちのお客さんがこの間

「私のイメージするリフレックスの人」って言うCDをくれた。


南米の"LITTO NEBBIA"のベストアルバムで、全体的に

軽くて実に心地いい、軽いところがうちのイメージか?

って、そうじゃ無く一見軽いけど、実は奥が深くて重い。

そういう事にしておこう。


で、話は戻るんだけど、そのどっかで聴いた

"PONTA DE AREIA"がそのリト・ネピアのCDに入ってたんだ。


皆さんもよくあると思うんだけど、何度も何度も聴いた

気に入った曲でも、ふとラジオでかかったりすると妙に

新鮮に聞こえたりしない?

そんな感覚もあったり、それに何てったって自分をイメージ

されてるCDの中の曲ってものだから、心の中でやたら

盛り上がっちゃったんだよ。


自分も南米系統の音楽は結構好きで、まぁ色々と聴いた

つもりだけど、さっきも言ったように0.7位の知識だもので

マリアナ海溝の水面下0.5メートルほどの知識しかないから

"PONTA DE AREIA"って曲も知らなかったし、もらったCDを

聴いて、多分リト・ネピアのオリジナルなんだろうって思ってた。


で、あらためて聴いてみようと思ってYOUTUBEで検索して

みたら、もっと古い曲(?)だったらしくて、しかも結構有名な

曲らしくって、ラジオでかかったミルトン・ナシメントや

エスペランサ・スポルディング、それからウェイン・ショーター

なんかもカバーしてた。


そんな訳で、わざわざ自分のためにくれたお気に入りのCD

に入ってる曲が、いつも聴いているラジオで流れ、そして

多少なりとも、名前くらいは知ってるアーティストがそれを

カバーしたりしてて・・・ってなんだかささやかな幸せ!


で、音楽と言えばこの年にもなると新しいものに触れる機会も

あまり無く、ひたすら若い頃に聴いていた曲をまたひっくり返して

聴いたりする、そういう前向きじゃない現状なんだよね。

だから、こういうきっかけや偶然みたいなのが2つ3つ重ならないと

中々新しい&気に入るって事が無い。

こうして好きな南米音楽に少し広がりが出来た。


そんなこんなで世の中知らないことだらけ!


何か尻切れな最後だけど今日はここまで。