又ご無沙汰しちゃった・・・
で、ココントコ色々と書いてて途中で気が付くんだけど、
「あれっ、こんな事前書いたよな?」
時事ネタだったらそんなことも無いのかもしれないけど、
とにかく前の話の゛復刻版゛みたいになっちゃうんだ。
まぁ、おさらい・・・みたいな感じで読んでくれればいいと
思うんだけど、人によっちゃあウザイよね。
書いてる本人、そんなの気にしないけどね。
そんな訳で復刻と言えば、ココントコのアパレルは何てったって
復刻が多い。
で、ローレンブランドにしたって例外じゃ無く、゛1992゛とか
゛クロスフラッグ゛とか(リアルタイムだとあれは
゛シグナルフラッグクレスト゛って名前だったけど・・・)
で、゛当局゛にとっちゃあ関係のない話だけど、出来たら
当時そのままに92とか93とかじゃ無くて、年号だけでも
17とか18とかにして欲しかった・・・
って言うのも、とにもかくにも92年に出したんだから92な訳で
それを18年に出しちゃったら92じゃないからだ。
それはそれで当たり前?
それじゃ復刻じゃない?
ま、いろんな意見があると思うけど
個人的な見解として、復刻=再現って思ってるからなのだ。
出来れば当時の物を限りなく再現してほしかったと思う。
何年後か、何十年後かに、今復刻として出している物が
26年前の物のそんな感覚で
果たして、オリジナルなのか復刻なのか?って見分けがつかない
程の物にして欲しかったって訳だ。
そうすると例えば2040年に、ドッチって議論が出た時に
そんなのドッチでも良いじゃん!って話で決着をつけて欲しい。
「どっちも同じ、ハイクオリティだし見分け付かないし議論する
のがナンセンス」位にね。
で、それが゛ローレンクォリティ」なんだと思う。
逆に同じ年号が入っていて、でもカッティングなんかが違っていた
時に、将来どっちがどっちって困惑しちゃうのが、何だか今一。
だから、それが一発でわかるように年号はあくまでも出した年に
して欲しかった・・・って事だ。
゛当局゛は復刻って言う考え方なのか、それともアップデイトって
感覚なのかはたまた別の思惑なのかはわからないけど、
もう、はっきり言っちゃうよ。
そういうの反対!
って、それこそ当局は全く感知しないだろうけど、とにかく反対!
で、実はここからが肝心だ。
ラルフ・ローレンはデザイナーだ。
今年で51年が経つけど、この51年間洋服をはじめ、さまざまな
物をデザインしてきた。
売れだしたころには゛昔の物の焼き直し゛とか
゛デザイナーじゃ無くてアレンジャーだ゛とか言われたりもした
ようだけど、とにかくデザイナーだ。
勿論それは単純なデザインでは無くて、皆さんもよく耳に
すると思うけど、ライフスタイルをベースとした生活全般を
デザインする総合デザイナーだ。
ライフスタイルをベースにした世界観の中で物をデザインした
最初の人だし、
゛STYLE NOT FASHON`"を提案したパイオニアでもある。
で、毎年毎シーズンに3つくらいテーマがあってモノづくりを
している。
日本の百貨店なんかだと、商品群の特性的な処から
゛トラッド売り場゛のフロアにくくられちゃったりするけど、
あくまでもデザイナーだ、くどいけど・・・
だから、毎年毎シーズン新しい物を出して消費者を喜ばせてきた。
ベーシックスって呼ばれていた、例えばボタンダウンのシャツとか
ポロシャツとか、一部のアイテムを除いては1シーズンのみの
展開で、2度と同じ物は出さない(それがデザイナーって事だ)
元々はコテコテの軍物を全く違うテイスト、世界観を以て作ったり
ハンティングのジャケットをリゾートウェアに作り替えたり、
ありきたりの物が゛華やかさ゛や゛夢゛を持ってしまう魔法の
デザイナーだ。
゛身だしなみ゛と゛ファッション゛と゛夢゛の狭間に位置する物達だと
自分なのに解釈している。
それが毎年毎シーズン世界観を変えて登場するものだから、
言い方は変だけど、少しだけ変わって出たものに魅了されて
みんなマジックにかかったように欲しくなっちゃうんだと。
しかも、前の年に買ったものと今年買ったものと合わせたって
全く違和感がない、って言うか10年20年前の物とだって
普通に、当たり前にコーディネイトが出来る訳だ。
(ここが他のデザイナーと違うところでもあり、またデザイナー
じゃないって文句を言われちゃうところでもあるんだよね)
ちなみに、さっき言ったところの話・・・
1年に4シーズン、1シーズンに3テーマ、仮に1テーマに
100アイテムあったとして、それが51年となると
4×3×100×51=61200アイテム!
勿論これは単純にバックリと出したものだからあってるとも
言えないけど、年を追うごとにブランドも増えて行ったりって
事を考えれば、莫大な種類のアイテムが今まで出たことに
なる。
゛何年の何゛を延々と探すことの何と愚かな事か・・・
って例によってチトそれちゃったけど、
こうして毎年毎年、テイストや素材やその他もろもろを変えて
リリースして消費者を魅了してきたローレンブランドだ。
それが、何年か前に出したものの復刻ってのはどうなんだろう?
って思っちゃうよ。
自称日本一のローレンファンとしては、これからもこの先も
゛新しいけど古い物゛を出してほしいと思うのだ。
゛古いけど新しい物゛じゃ無くてね。
(この違い、分かってくれるんだろうか?)
それとも・・・
こんな考え方が時代遅れのオッサンなんだろうか?
まぁ、どっちにしても個人的見解なんでどうか見逃してやって
下さいな。