中々更新できなくってすいません。
お年賀の゛小川軒゛を食べて今日は元気マンマン!
それではこの間の続きを行ってみましょう。
゛憧れのオッサン゛の話だったよね。
4匹の犬と仕事をして猪を3頭飼い、木を切ったり
ハンティングをしたりの生活をしているオッサン。
そのオッサンは、L.L.BEANのジャケットを着ているわけ
でも無く、ラッセルモカシンを履いている訳でもない。
はたまた、身長が高くて・・・って言うイケメンでももちろん
無い。
分かってるとは思うけど、あこがれたのはその
゛ライフスタイル゛なのだ。
で、もちろん知っていれば本格的なギア、ウェアを着て
仕事をしたいって思うんだろうけど、そのオッサンにとっては
小汚いアノラックやゴム長が最適な物達なんだよね。
そう、何度も言ったTPOに沿ってるわけだ。
で、TPOと言えば
タイム、プレイス、オケージョン。
TPOに沿った服装を!って事で
じゃ、仕事の時の服装は?
リゾートに行く服装は?
こうしてその場、その時、目的(内容)によって服装を
決めよう、決めなければならないという事。
だから誰しも、そういった服選びをしなくちゃならない。
初めての結婚式に出る、なんて言ったら
どういう立場で式に、二次会に・・・こんな感じで
きちんと服選びをしなくちゃいけない。
で、この間のキャンプの時は、当然猛烈に寒いし
焚火で汚れて臭くなるし・・・なんてことを予測して
分厚いウールのパンツにくたびれ果てたダウンなんかを
着て行ったわけ。
(もちろん自分の気に入ったものってのは前提だけどね)
で、具体的に服装を決めていく基準はこんな感じだろう。
何処へ行く→誰と行く→何をする→どれくらいいる
こうして、ようやく何を選べば良いかがわかるんだよね。
実際その中で持っていないものがあれば買わなくちゃ
ならないんだけど、趣味、嗜好・・・は順番としてTPOの
後になる。
例えば、結婚式用に黒いストレートチップを買いに
行ったけど、どうも茶色の方が格好いいから黒はやめて
茶色にしちゃった、ってこれは完全に買い物の目的から
外れちゃうのでヘタな買い物って事になるよね。
勿論気に入っちゃった茶とそれから必要な黒の両方を
買えば、それはそれで満足だけど、少なくとも最低限の
目的買いって意味ではダメなわけだ。
(現時点で、小川軒の食べ過ぎでチト気持ち悪い・・・)
そんな訳で、何の目的も無く買い物をするんなら別だけど
TPOありきの買い物をするときに、これが気に入ったとか
こっちの方がおしゃれっぽいとか、そういうのは後回しに
しなくちゃいけない。
ちなみに正月休み、甥っ子の成人式用コートを買いに
行ったんだけど、そんなあって当たり前の普通のコートが
これがなかなか見つかりゃしない・・・
で、ここから話はバキューンと飛躍しちゃうんだけど
今言ったようなTPOに沿った買い物のはずが時として
順番が逆になっちゃうことがある。
゛ことがある゛って言ってはみたけど、ズバリ言うと
それはポロのストアでのケース。
それではソコントコ具体的に書いてみよう。
分かりやすく同じ例えで行くけど
゛結婚式用゛の靴をポロショップに買いに行ったとしよう。
〇〇年10月、その時のエントランスは大々的に
゛ポロ・スポーツマン゛のアウトドアな展開がなされていた。
思わず、その世界観に魅了されてすっかり靴の事なんか
忘れちゃって「良いなぁ」って。
横文字で言えばInspireだっけか?(何故横文字)
「キャンプ行きてぇ~」ってなっちゃう。
これぞ正に、ローレンの術中にはまっちゃったって事になる。
そうやって客をそんな世界に引きづりこんじゃうんだね。
そうして本来買うつもりじゃなかったラフウェアを買っちゃって
気が付いたら「靴買ってないじゃん」って気が付く。
でも「失敗した・・・」って後悔はないはずで、
要するに、ローレンの展開する世界観にどっぷりと
はまっちゃって、もしかしたら結婚式をキャンセルして
キャンプに行っちゃったりして(そんなこた―無いか)
でも、少なくともそんな世界を感じられる満足感は得られる。
例えばテーマが映画だったりしたら、ローレンのウェアを
着ることでありもしない゛主人公゛の気分を味わえたりも
するんだよね。
そうして、
゛夢と現実のはざま゛を堪能できるのがローレンの服、
いやローレンの世界なんだ。
だから、
目的に沿って買い物をするって順番が
買い物をして目的が見つかるような逆転現象が起きる。
実は自分も今までこんなことに気が付いてなかったんだ。
って言うか、それが無意識のうちに為されていたのかもって
今更ながらに気が付いた。
最も今思えば、それがなされたのは学生の時にバイト
していたL.L.BEANだったんだろうけどね。
そんな訳で、年末のキャンプで話したオッサンは憧れ
だったけど、もう1つ今まで自分も気が付かなかった
事を気づかせてくれた恩人でもあったんだ。
90年フォール、ポロボーイズのメーラーより。
"A TRIP TO YOSEMITE"がテーマ。
バァッファローチェックのクルーネック(親のを着ちゃった)
マニトバパターンのダウン、マンウンテンパーカ・・・
ヨセミテの森にとてもなじんでいますね。
太古の原風景を頭の中に、野生の空気感を感じつつ
着るのが大事です。
ローレンのウェアを着るだけで、そんな夢の世界を
味わえる。
人から見ておしゃれだとか何とかよりも来ている本人の
気分が大事です。
決して人に見せてナンボでは無いんですよね。
こちらは85年のメーラーより。
写真がヘタでど~もすいませんby三平師匠って
訳で、中々分かり辛いのですが
温もりのあるハンドニットやチェック、
ペチコート、リボンタイ・・・
完全に失われてしまったシンプルで素朴な生活に
憧れを感じさせるショットじゃないでしょうか?
サンタのコスプレやイルミネーションってどうなのよ?
って、ある意味゛考えさせられる゛シーンの数々です。
゛上質で飽きのこない体になじむものを永く゛
゛ファッションでは無い本当のスローライフ゛と言うものを
考えるきっかけにもなりそうじゃありませんか。
年末にチト苦言を呈しちゃったから、その穴埋めも
兼ねて今日はおもっいっきりヨイショしてみたって訳。