お久しぶりです。


まずはお誕生日おめでとうございます。

78歳ですか、これからもお元気で!

って年言われて嬉しくないのかな?

ってか、そもそもコレ読んでるわけないし・・・


って訳で

御年78歳、ブランド誕生50周年。


50年経った今・・・

商品や売り方に?って思う部分も多々あります。

少なくとも30年以上見てきた人間としてはやや寂しい

所もあります、正直言って。

ちなみに大人気の内に完売したらしい"STADIUM"のライン

ですが、2~3日して

゛POLO 92"で検索してみたら゛ヤフオク゛でてんこ盛りでした。

まぁ、人気のバロメーターなんでしょうけど・・・


それでも御大は御大。

今日はそんなぶれない御大の写真をいくつか載せます、

それでは着こなしを見習いながら見ていきましょうか。


おっと、その前に。

今までたくさんのラルフ・ローレンファンの人たちと接して

着ましたが、かなりの人たちのコーディネイトが゛1つ多い゛と

感じます。

どういう事かと言うと、

「この柄の物、無地に替えれば全然良くなるのに」とか

「プリントの物にまたプリントの物?」とか

「この色にこの色にまた色物?」とか

そういう感じです、乱暴に言うと゛くどい゛人が多い。

せっかくデザインがベーシックでクオリティも高いのに

それがあまり良く見えないコーディネイトになっちゃってる。

これは残念です・・・

って所も踏まえて、それでは。




全く洋服写ってないけど・・・

ローレン25歳、野心タップリの夢見る青年って

所ですね。

見事なクルーカットにたばこの持ち方も゛粋゛を装っています。





30台の後半でしょうか?

数々の賞を受賞し、飛ぶ鳥を落とす勢いのローレン。

自信とプライドが表情に現れていますね。

そしてもちろん服装にも。

おそらく"POLO DOUBLE"と言うモデルで6つボタン、

このモデル、勘違いしてボタンを4つ掛けにしている人が

かなりいましたが一番下のみをかけるデザインで、

そうするとこの写真のようにVゾーンが綺麗にカーブします。

そしてシャツもタイも無地、銀行員のようなコーディネイト

ですが、やはりこういうシンプルなコーディネイトは品質の良さが

分かり、品格を感じますし、相手に対しての印象も良くなりますね。



前後しますが、

ピーター・ストロームと言うやり手が入社し会社が安定、

 

そしてライセンス事業も確立されつつあった76年。

 

リッキー・ローレンとの結婚は64年、苦楽を共にして来た

二人がイーストハンプトンでリラックス・・・って画でしょうか?

物事が万事うまくいきつつある!

二人でカットオフのパンツにローレンは素肌にL.L.BEANの

ダウンベスト、リッキーはシャンブレーです。

自社ブランド何一つ無さそう(笑)

"STYLE NOT FASHON"を謳った典型的なスナップ。



おそらく77年、コティ賞受賞時。

タキシードにジーンズ!

この時代にコレは流石に眉唾ものだったらしいです(笑)

ちなみに昔会社のパーティーでマネしたスタッフがいたのですが

500%変でした・・・

やっぱりね、男性は中身を表すんですよ。



有名な写真ですね。

89年、RRLランチでのワンショットです。

(この年、ポロカントリーがローンチ)

40年代のウィリスにまたがりヘンリーネックに上下洗いすぎ

のデニム、このせいで高騰(しちゃった?)テンプコのダウンベスト

にテンガロン・・・と300%アメリカン!

もしかしたらランチを所有して

「いよいよオレも完全にアメリカンだっ!」

最近ユーチューブでプロモーション用なのかな?

ビデオ見たんだけど、このテンガロンかぶっててほっとした

無残な程にボロボロだったけど。



92年、ジャマイカの別荘にて。

こんな格好をしていても風格が漂っていますね、カットオフの

パンツにダウンベストの頃からかなり進化しています(笑)

エポレット付きのシャンブレーシャツにパレオ、麻のベルト。



ベッドフォードの自宅でしたっけ?

もう完全に成功者ですね。

グレンチェックのシングルスーツにスキニーなタートル。

ローレンがとても好きな着方のようです。

自分もサラリーマン時代にこんな格好を良くしていましたが

何が良いって

「考える必要ないから・・・」

いずれにしてもシンプルなコーディネイトは良いものです。

これならだれでも出来ます、マネしましょう(笑)



60台後半でしょうね、こちらもベッドフォードのようです。

犬に関してはまつこの方が可愛いですけどね。

それはそれとして、デニムの上下にウェスタンブーツ・・・

一貫しています、これがスタイルって事ですよね。

もしかしたら自身のブランドに対するせめてもの抵抗

だったりして・・・


そんな訳で数は少ないのですが、どれも良い写真です。

その時代、その環境や境遇が服装に良く映し出されて

いると思いませんか?

そして何よりも(と言うか当然なんですが)古い写真を

こうしてみても

「ダサイ」「時代遅れ」「やっちゃったー」が全くない事です。

トレンディーなそこの人たち・・・

10年後に今の恰好をした写真を見て

耐えられる自信ありますか?


そんな訳で

ミスターローレンは永久に不滅です!