なんと1か月以上も空けといて、

いきなり1日2発!


さっきキャンプの話をしたんでついでに楽しいキャンプ

の想い出話でもしてみようと思った。


*この情報は20年以上も前なので最新情報を確認

してください(笑)


キャンプでもそれから普通の旅行もそうなんだけど

一回に行ってそれなりに気に入った所に通い癖が付く。

で、これから話す佐渡も確か3回か4回行ったんだけど

その素晴らしさをお伝えする。

くれぐれも20年以上前の話だけど。


まず、佐渡にわたるには船に乗らなくちゃならない、

当たり前だけど。

キャンプともなれば当然車で、って訳でフェリーだ。

東京からなら関越自動車道で新潟に行って(200kmくらい

だったっけ?)フェリーで佐渡に入る。

フェリーの所要時間とか金額とか、そんなのサッパリ忘れたんで

興味のある人は勝手に調べてちょんまげ。


で、お勧めはまず北側の沿岸に出て海を左に見て北東に走る。

そうする内に小さい規模の川がたまに見られるようになり

その川沿いに道が通っていたりする。

で、なんてことのない川が実は良いのだ。


佐渡でキャンプや釣りって言うとどうしても海なイメージ

だけど、目立たずにひっそりと流れ込んでいる川にこそ

佐渡の魅力が詰まってるって個人的には思う。

勿論海だって゛健全゛な様で、暇つぶし程度に投げたら

30から40cmのアイナメがボコボコ釣れたこともあったけど。


で、海の話はさておいて。

そのチャラチャラ流れる川沿いの道を進んでいくと程なく

完全に渓流の様相になる。

海から10分も入ると川幅3メートルもないまるで長野の

奥の渓流のようになるのだ。

エサつりだったら4mじゃ長すぎ、ルアーなら5フィートで

やっと位な規模だ。


そんな川沿いを走りながらキャンプサイトを探すんだけど

万が一大雨が降っても大丈夫そうな、車も上手くおける

サイトがいくつかはきっとある。

当時は焚火の跡があるサイトに出来る場所がいくつも

あったんだけど今はどうなんだろう?


言い忘れたけど、食材やら其の他諸々はフェリーを

降りてチト走れば結構開けてて(相川って町だったっけ)

ほぼなんでも調達できるんで最初から持ってかなくても

大丈夫だ。


で、良いサイトが見つかったらあとはテントを張って

楽しむ、以上!


で、釣りに関してなんだけど。

基本的に、っていうか全然放流していないんで全部

ネイティブの魚だ、だから面倒な遊漁代もいらない。

解禁、禁漁も無いからいつでも出来る。


で、魚の種類(自分の経験だけだけど)はイワナとヤマメ、

それにアユ。

何月か忘れたけど春に行って川を遡上しているときなんか

チアユがウジャウジャいて足にまとわりついてくるくらいだった。

突然おじさんがいて!したけど。

ちなみにそのおじさんは投網でチアユ捕ってた。

それから、海の流れ込みで50cmくらいのアメマスを釣った

事もあったな、北海道かっ!

こんな感じで、キャンプサイトをベースにしてそこから

どんどん上がっていくのがお勧めだ。

勿論ウェイダーは必要でだんだんとすんなり歩けなく

なって来る位だけど、そこにはネイティブの魚が沢山

いるわけで、藪漕ぎも期待と相殺される。


さっきも言ったけど川の規模が規模だけにデカイのは

当然望めない、自分の釣った中では35cmくらいのイワナ

が最大だったかな?、堰堤の上流で。


ただ、しつこいようだけど何てったってネイティブだ。

綺麗ったらありゃしない。

で、チト細かい話になるけどイワナは2種類いるような

感じだった、っていうか結果分断されたんだろう。

ま、この辺はさかなクンに聞かないとわからないと思うけど

多くの川には大抵堰堤があって堰堤下だとアメマス系、

堰堤を超えて行くとミヤベイワナみたいに変わる。

で、どっちも言いようが位に綺麗なのだ。

何てったってネイティブだ!

海っぷちでアメマスみたいなのが連れたって事は多分

っていうか間違いなく海に下る魚がいて大きくなる。

全体がシルバーでサバみたいな模様の魚ね。

それから堰堤上の魚はオレンジが鮮やかに入ってて

それはそれは!

平均20cmくらいだけど大きさなんか関係ない。


だから釣りをする人は絶対に堰堤の下でキャンプを

するか、いったん海まで降りて釣り上がると良い。

堰堤下と上で釣れる魚が変わって面白いよ。

春に山菜を取りながら釣りをしても良いし夏だったら

一通り川を上った後に海水浴をしてもいいだろう。


で、最近何かと騒がれている熊の心配もないし

とにかく゛佐渡はいいとこ一度はおいで゛って!


そんなわけで、最近はやりのラグジュアリーキャンプを

否定する気は全然ないけど、やっぱりキャンプと言う

野外生活をするんならある程度はウィルダネス感や

フロンティア感を味わいたいと個人的には思う。


だから食料なんかも最小限にして、釣った魚が唯一の

蛋白源みたいな生活がかえって楽しいんじゃないかな?

いざとなったら車で30分も走ればなんだって売ってるんだし。


それと日ごろ味わえないのが゛静寂゛でしょ。

せっかくなんだから非日常を満喫しようよって。

月並みだけど、真っ暗な中で川の音とそれからコールマン

の゛ボォー゛って音だけの世界、良いよ。


そんなわけで、想い出っていうよりもキャンプの勧め

みたいになっちゃった。

まぁ、場所とかロケーションとかねそれからメンバーとか

色々とスタイルはあるにせよ、1度も言ったことのない人は

是非とも言って見て欲しい。


って言ってる、こんなこと書いてる自分が1番行きたがってる?